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猫の脱走防止対策|~脱走防止扉 玄関編 その②~

猫との暮らし
この記事を書いた人
猫バカ・馬バカ
saku

現在、2匹の兄弟猫(ミックス)と暮らし猫ファーストな生活を送る猫飼いです。
猫飼い歴は20年以上。
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また、乗馬がきっかけで馬が好きになり馬沼にハマっています。
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以前、やっつけ仕事で簡易 脱走防止扉を作りました。

やっつけ仕事ですが、この扉の目的は えだまめが玄関へ行けないようにすること!
なので、見た目は二の次で作っています。

この扉は、はっきり言って強度もありません。
「落ちてこない」「倒れてこない」だけを考えていただけの状態でした。
そんな即席扉にもある日 寿命が…。

簡易 脱走防止扉が崩壊した後、新たな脱走防止扉を作成することにしました。
2代目 脱走防止扉はきちんとした作りです!

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猫の脱走防止対策|情報収集

まずは、情報収集から。
「猫 脱走防止」でリサーチすると、市販品の柵がたくさん出てきます。

しかし、うちは手作りすると決めていました。
というのも、我が家は古い家なのに加えて、素人による設計らしいので家の中の寸法が少しおかしいのです。

例えば、窓は最初から市販品を使うと決めて設計に入ったら、市販品サイズで窓枠を設計し窓をはめ込むということができると思うのですが、我が家はそれができません。

素人が思いのままに設計しているらしく、市販品と寸法が微妙に合いません。
我が家の寸法に合う市販品を探すのはとても時間がかかるため、家に合わせて手作りするというのが一番手っ取り早い方法だったのです。

キーワードで検索をして色んな情報を見ていると、脱走防止扉を手作りしている飼い主さんは多くいるようでした。
そして色々なところを参考にさせてもらうことに。

猫の脱走防止対策|材料調達

設置場所は、崩壊した1代目脱走防止扉と同じところです。
玄関に繋がる廊下に設置。

再度、採寸を行って材料の洗い出しをしました。
そして、用意した材料はこちら。

  • つっぱり棒 2本
  • 角材 14本
  • ネット(網戸のネット) 1袋
  • タッピングネジ 適量(大きなパックになったのを買いました)
  • サドルバンド 4個
  • キャスター 2個
  • 取っ手 2個
  • 打掛錠 3個

リサーチで得た様々な情報から、我が家の寸法に合う材料を探し、製作開始!
といっても製作工程の撮影は行っていないため、写真は完成後のものだけになりますが…簡単に製作工程の記載は行っていきます!

猫の脱走防止対策|製作工程

製作して設置した2代目脱走防止扉の完成は、こんな感じです。

角材を扉の外枠、中仕切り、鍵用の柱に使用しています。
扉の骨格に角材を使用する、といった感じです。

用意した角材はパイン集成面取り材です。
これを14本使用しました。

まずは、角材を作りたい扉の寸法に合わせてカットしします。
木枠作りです。

上図のような木枠を2つ作ります。
2つの木枠でネットを挟んでネジで止めていく、というやり方。

ネットは動物用ネットという、網戸用のネットを見つけたのでそれを使用しました。
木枠の間にネットを挟んで止めると、こんな枠になるはず↓↓

これが扉になります。

次に、扉の下にキャスターを取りつけます。
これは、つっぱり棒の足の厚み分、床と扉に隙間が空くためそこに取りつけるようにします。
隙間にキャスターを取りつけ扉の支えにします。
キャスターを取りつけると、こうなります↓↓

次に、つっぱり棒の役割ですが、これは扉の柱です。
通常の扉でいうと、丁番をつける柱と、取っ手側の柱の役割をしてもらいます。

つっぱり棒を脱走防止扉の設置場所の天井から、動かないようにしっかり固定します。

そして次に使うのはサドルバンド。
サドルバンドというのは、パイプ(配管)を壁などに固定するときに使う固定具です。

このサドルバンドと鍵側の木枠を固定します。
このような感じで↓↓

何も手を加えていない角材1本と、つっぱり棒をサドルバンドで固定します。

サドルバンドには、たくさんのサイズがあるりますが、つっぱり棒の径と角材を合わせたサイズを見て、サイズを選びました。
鍵側は、つっぱり棒と角材をガッチリ固定させます。
反対側の柱は多少の隙間が必要なので、少し余裕を持たせて固定していきます。

鍵側の対面は、こんな感じ↓↓

扉とつっぱり棒を直接サドルバンドで固定します。
こちら側(通常の扉で言う蝶番がつく側)のサドルバンドをがっつり固定してしまうと、扉を開閉させるときに動かなくなるため、扉のスムーズな開閉ができるぐらいの余裕を持たせての固定です。

ここまでくると、扉が設置完了!
最後に内側と外側に取っ手を取りつけ…

打掛錠を取り付けて完成!
打掛錠は内側は2ヶ所、外側(玄関側)は1ヶ所の計3ヶ所に取りつけました。

えだまめがやってきても安心。

猫の脱走防止対策|2代目 脱走防止扉に使った道具たち

サイズはそれぞれのお家環境に合わせてご検討ください。
ここに記載しているものは、うちで使用しているものとも若干違います。
「似たようなものを使ったよ」というご紹介で載せていますのであくまで参考程度でご覧いただければと思います。

扉の枠になる角材。
設置場所やお家環境に合わせて、角材の太さを考えていくといいと思います。
うちはこれよりも細くて長い角材を使用しています。

扉の柱になる つっぱり棒。
これも設置場所やお家環境に合わせて、長さを考えていくようになります。
うちは天井から床までの高さを測った結果、結構長いものを購入。

ペットディフェンス。
これがペット用のネットですね。網戸です。
木枠二つでペットディフェンスを挟んで固定します。

タッピングネジ。
サイズは角材に合わせて用意しました。
長いと突き抜けるので注意です。

サドルバンド。
つっぱり棒と角材の径をみて、サドルバンドの大きさを決めるといいと思います。
つっぱり棒を含めた状態で、角材にネジ止めします。

キャスターは、床と扉の間にできた隙間に取りつけます。
なので、床と扉の隙間の寸法をきっちり測ってサイズを決めないとキャスターが収まらなくなるので注意!

取っ手。
角材に取りつけ可能で、お好きなデザインのものを選んで良いと思います。

打掛鍵。打掛金具とも呼ばれているみたいです。
これもサイズがあるので、鍵の幅と設置したい場所の幅が一致するもの近いものを選ぶと良いと思います。
デザインも色々あるので、サイズとお好きなデザインで選んで大丈夫かと思います。

猫の脱走防止対策|さいごに

製作工程の写真がなく、完成形の写真と画像とでの説明なので分かりにくくてすみません!

2代目 脱走防止扉はしっかりした作りになったので、えだまめは今でも家の中を自由に動き回っています。
お気に入りの場所も、それぞれ見つけています。

でも扉を設置したからと言って100%安心というわけではないので、いつも注意だけはしています。
我が家の場合、開けっ放し厳禁で素早く出て素早く閉める!というのを徹底。

猫は、足音も小さく気がついたら足元にいることもしばしば
体も柔らかいし、頭が通れば体も通りスルリと素早く通り抜けてしまうということもあるので、扉の開閉時には足元に来ていないか確認しながらの使用を心がけています。
脱走してからでは遅いので、何事も先手を打っての対策は大切と思っています。

今回は現在、我が家で使用している2代目 脱走防止扉のお話でした。

使用した木材やネットの詳しい寸法等は記載しておりません。
個人宅という特定の環境下での設置例です。
それぞれのお家で寸法だけでなく、必要材料等は異なってくるかと思います。
また、お家環境や猫の性格によっても違いが出るかと思うので、あくまでも参考程度で見ていただければと思います。

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