毎年恒例になっている、愛猫えだまめの腸内フローラ測定。
2022年も測定してもらいました。
バタバタしていて、なかなか書けませんでしたがようやくアップできます。
えだまめはアニコム損保のペット保険に加入しています。
その保険の特典として年に1回受けられる「腸内フローラ測定」
2022年の夏、お知らせのハガキが届いたので測定をしてもうことにしました。
「腸内フローラって何?」という方はこちらをご覧ください!
【2022年】猫の腸内フローラ測定|採取
採取キットは昨年と同じで、便に刺して採取するタイプのものでした。
キットに、えだまめそれぞれの名前が入っているので、間違えないように採取します。
過去に、これは恐らく採取間違いだろうな…と思うような測定結果が出たことがあるので、どっちの便なのか慎重に採取しました。
多頭飼いの場合は、注意ですね!
このタイプの採取キットは、便に刺すだけなので採取が楽ちんです。
採取が終わったら、返信用封筒でアニコムに返送して測定結果が出るのを待ちます。
【2022年】猫の腸内フローラ測定|測定結果
アニコムに検体が到着すると、けんかつくんに登録したメールアドレス宛に「到着しました」という連絡が来ます。
そしてそこから約2~3ケ月後に、測定完了メールが届いたら測定結果を確認できるようになります。
測定完了メールを受け取ったら、けんかつくんサイトにアクセス!
さて、2022年のえだまめの腸内フローラ測定結果やいかに?!
【2022年】猫の腸内フローラ測定|えだの腸内フローラ測定結果
毎年のことながら、えだは まめよりも体が弱い印象です。
特にお腹に不安のある子で、時々 軽い便秘のような症状も出てくるので何かと心配です。
さて、2022年の結果は・・・?
腎臓チェック
歳を取ってきた猫で心配になってくるのが、腎臓。
年齢を重ねるほどに腎臓病のリスクが増してきます。
高齢の猫がかかりやすいのが慢性腎臓病。
猫の慢性腎不全は、今の動物医療では完治できないので怖い病気です。
そして、だいたい6歳あたりから腎臓病のリスクが高くなってきます。
えだもまめも2022年で6歳。
オジサンからお爺ちゃんの年齢に入ってくるので心配なチェック項目です。
えだ「平均的」でした。
ここでの診断結果は、アニコム損保が保有するデータと、契約者が測定した腸内フローラ測定結果を分析し、腎不全の猫に特徴的な腸内フローラを見出したものだそうです。
あくまでも、腎不全になるリスクを予想しているものなので、診断と勘違いしないように注意です!
腎不全について気になる場合は、獣医師に相談しましょう!
腸内健康年齢
続いて腸内健康年齢。
えだは、毎年 実年齢プラス1歳くらいで出ています。
やはり2022年もこうなりましたか・・・。
実年齢プラス1歳4ヶ月。
しかし、2021年は実年齢プラス1歳10ヶ月だったので、少し若くなっていました。
今のことろ、量にバラつきはあれど良いウンチをしているので、腸内環境は良い傾向なのかもしれません。
腸内細菌の詳細
お次は、腸内細菌の様子。
腸内フローラの多様性が花5。
大変よろしい!
腸内フローラの多様性が高いと、病気への抵抗性が強くなると言われているそうです。
腸内細菌の種類が多く、偏りが少ないと腸内フローラの多様性は高くなるらしい。
えだは、たくさんの腸内細菌を持っているようです。
乳酸菌とビフィズス菌は、前回の測定と同じ「0」です。
乳酸菌入りのおやつを与えてみたんですが、食べてくれませんでした。
ここどうやったら増えるのか・・・お勉強しないといけない項目です。
酪酸菌は、前回よりもアップしました!
前回は「花2 2.05%」だったのが、2022年は「花3 2.29%」
えだは過去に、急性胃腸炎のような病気をしましたからね。
炎症の抑制をしたり免疫機能の調整に関わっているらしい酪酸菌が増えたのは、大変よろしいのではないでしょうか!
その他の結果
次に、その他の結果がこちら。
えだの太りやすさに関しては、心配していません。
もともと小ぶりだからか、食べる量も少なめだし、まめほど食いしん坊でもないので。笑
相変わらず小ぶりでチマッとしたままの えださん。
プロテオバクテリア門菌。
前回に引き続き、ここは平均的評価。
あまり増やしたくない項目ではありますが、数値は前回よりも少し増えました。
前回→5.03%
今回→7.48%
年齢的なものなのでしょうか?
レア菌らしいアカマンシア菌は毎年、いません評価です。
えだは太らないので、やせ菌はいなくても大丈夫そう。
あるとうれしい菌
最後に、あるとうれしい菌の結果。
ここの項目のレア度ですが、その細菌を持っている確率なのだそうです。
星の数が多いほど、持っている確率が低い(レア度が高い)ということを意味しているのだとか。
ちょっと分かりにくい表現ですが、「いました」と書いてあるので、それらはいるのでしょう。たぶん。。。
これらの菌は人で良いとされている菌のようで、それらが動物にも良い働きをするかは、まだ研究段階だそうです。
また、動物によって存在しない場合もあり、だからといって健康に影響があるとも限らないのだとか。
さらに、動物種によっては存在しない菌もあるそうです。
ここの項目は、まだまだ研究段階のようですね。
以上で、2022年えだの腸内フローラ測定完了。
特別悪いわけでもなく、めちゃくちゃ良いわけでもない感じです。
今回も、いたって普通なのかな?という印象でした。
【2022年】猫の腸内フローラ測定|まめの腸内フローラ測定結果
続いて、まめの腸内フローラ測定結果です。
まめは、えだよりも体が強い印象。
まだ若いころに血尿が出て人間をとても驚かせてくれましたが、受診して療法食に変えた途端 血尿はピタリと止まりそれ以降、大きな病気をすることなくきています。
まめで心配なのは肥満くらい。
とても食いしん坊で、ご飯もおやつもよく食べる。
人間の食べ物を狙ったりするくらいの大食漢です。
さて、2022年の結果は・・・?
腎臓チェック
いくら体が強いとはいえ、猫も寄る年波には勝てますまい。
まめも6歳。
腎臓が心配になってくる年齢になりました。
まめ「平均的」でした。
ここの評価は、えだまめ共に毎年「平均的」
この腎臓チェックが悪いからといって、腎臓病が確定しているわけではありませんが、毎年ちょっとドキドキしながら見る項目です。
腸内健康年齢
続いて腸内健康年齢。
まめの腸内年齢は、初めて測定した年から年齢を重ねるごとにプラスになっている項目です。
2020年は実年齢プラス1ヶ月だったのが、2021年には「実年齢から1歳1ヶ月もプラス」になってしまったところ。。。
では2022年は・・・
やはり、実年齢よりもプラス1歳3ヶ月ですね。
一気に老け込んだ印象のある、まめの腸内年齢。
前回から少しだけのプラスなので、まだ良い方かもしれませんが毎日のウンチ チェックは欠かせない子です。
今のことろ、まめも良いウンチをしているし便秘傾向もないので、そこは大丈夫そうですが。
腸内年齢が一気に上がったということは頭の隅に置いていることです。
腸内細菌の詳細
続きまして、腸内細菌の様子。
まめも、腸内フローラの多様性が花5。
大変よろしい!
ちなみに、画像の1回目というのは前回の測定結果の数値です。
2回目が2022年(今回)の測定結果となっています。
乳酸菌は、相変わらずいません。
そしてビフィズ菌!
前回は「0.03% 平均的なレベルで保有」だったのが、今回は0%になってしまいました!
加齢により減少する傾向にあるらしいビフィズ菌。
やはり歳のせいか?!
まめも、ビフィズ菌いりのおやつは食べてくれなかったので、増やし方をお勉強しなければ・・・。
酪酸菌も前回からは減ってしまったけど、まだ多めに保有しているので、大変よろしい!
その他の結果
次に、その他の結果がこちら。
まめの太りやすさは、とても心配な項目です。
まめは去勢後、ぽちゃっとした体になってしまいました。
子猫の頃から「凄い食べる子だな…」とは思っていましたが、年々食欲が増しているような感じなので、まめの肥満には注意しています。
そして毎年 高めなデブ菌。
2022年も高め評価をいただきました。。。
まめは体質的に太りやすいようなので、要注意項目。
プロテオバクテリア門菌。
前回に引き続き、ここは平均的でした。
数値は前回よりも少し減っています。
えだ同様、あまり増やしたくない項目ですね。
アカマンシア菌は まめも毎年、いません評価です。
まめは太りやすいので、できれはやせ菌は欲しいところですが、太りやすい時点でいなさそうですよね。。。
あるとうれしい菌
最後に、あるとうれしい菌の結果。
ここの項目で、画像右上の「エクオールをつくる細菌10種(10種のうち1種以上)」が、去年は「いました」評価だったのですが・・・2022年はいなかった様子。
動物でも良い働きをするのか まだ分からない項目らしいので、そこまで気にしていませんが前回いたものが今回いなくなると、ちょっと気になりはじめる感じです。
以上で、2022年まめの腸内フローラ測定完了。
まめの場合、歳を重ねる毎に少しずつ数値が落ちていっている印象があります。
もっと若い頃の測定結果を見返してみると、腸内年齢も実年齢通りだったりプラス1ヶ月くらいだったのが、年齢を重ねて急にプラス1歳になっているので、やはり寄る年波というやつかもしれません。
今後は、「まめは体が強いから」と楽観視せずに、しっかり観察していこうと思います。
【2022年】猫の腸内フローラ測定|さいごに
2022年も無事に、えだまめの腸内フローラ測定が終わりました。
とても悪くなった項目もなく、とても改善した項目もない。
普通(平均的)な印象を受けた2022年の腸内フローラ測定結果でした。
お腹の状態や細菌の状態は、目に見えませんし自宅で測定できるものでもないので、この腸内フローラ測定はありがたいなと思っています。
アニコム損保の保険に入っていれば、毎年 無料で受けることができるのでオススメです。
ただし、保険の種類によっては無料測定が付いていない場合があるので注意です。
ペット保険に入るのはメリットも多いと思うので、検討するのも良いかもしれません。
腸内フローラは、病気を診断するものではありません。
あくまでも、なりやすい病気が分かるものです。
個人的には、愛猫の体調に関して何かを判断する時の、一つの目安のようなものと受け止めて毎年 測定してもらっています。
猫だけじゃなく、犬や鳥やウサギなどもOKみたいですし、ペットを飼っている方はチャンスがあれば一度 測定してもらっても良いと思います!
アニコム損保の保険に入っていなくても実費で行うことも可能なので、ご興味のある方は「アニコムパフェ」で検索してみてくださいね。
アニコム損保の腸内フローラ測定の申し込みの流れについては、こちらで詳しくご紹介しています。
腸内フローラ測定の採取から郵送までの流れについては、こちらで詳しくご紹介しています。
よければチェックしてみてくださいね!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント