スポンサーリンク

猫ってどんな動物?~猫の性格と習性~

猫のお勉強
この記事を書いた人
猫バカ・馬バカ
saku

現在、2匹の兄弟猫(ミックス)と暮らし猫ファーストな生活を送る猫飼いです。
猫飼い歴は20年以上。
猫や飼い主さんに役立つ情報を発信しています!
また、乗馬がきっかけで馬が好きになり馬沼にハマっています。
馬や乗馬、競馬に関する情報も発信中です。
詳しいプロフィールは名前「saku」をクリックしてください。

sakuをフォローする

昨今の猫ブームで猫をお迎えしたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
猫と良好な関係を築いていくためには、猫がどういった習性や性格をしているのかを理解することが大切です。

今回は猫の性格と習性、猫を迎えるにあたって気を付けておきたいポイントを
ご紹介します。

スポンサーリンク

猫ってどんな動物?

狩りが好き

ネコ科の動物には、ライオンやトラ、チーターなどがおり、猫ももとは狩りするハンターでした。
なので猫は、生まれつき狩りの衝動が本能として備わっています。

獲物と似たような動きをしているものを見ると、体が反応し捕まえようとします。
これは本能からくる行動です。

しかし、室内飼いの猫が増えている現代では、狩りをする機会はほぼありません。
運動不足やストレス解消のためにも狩りの真似事となる「遊び」は
猫にとって大切なことなのです。

運動不足やストレス解消のためにもおもちゃで一緒に遊んであげましょう!

単独行動で縄張りを作る

猫はもともと単独で狩りをしながら暮らしていました。
そのため群れを作る犬と違って、他の猫や動物に邪魔されず狩りができて
自分の身の安全を守ることができる「場」を確保することが大切でした。
この野生時代の名残が、今でも縄張り意識として残っているといわれています。

室内飼いの猫の場合、家の中を自分の縄張りとして意識します。
よく「ニャルソック」といわている、窓辺に座って外を見ている猫を
見たことがあると思います。
あれは自分の縄張りに異常がないかパトロールをしているといわれている行動です。

このように縄張り意識の強い猫は、家の中に他の猫が入ることを嫌う場合もあります。

夜行性

猫は夜行性の動物です。
ただし、日中に眠り続け夜間はずっと活動しているわけではありません。

猫は一日の中で、寝たり起きたりのバイオリズムを持って活動しており
夜の方が起きている時間が長いというだけです。
なので、夜もしっかり眠ってくれます。

猫が活発になるのは、夕方から夜にかけてと、明け方といわれています。
これは狩りの対象であるネズミの活動時間と重なっているから、と考えられています。

気まぐれ

ゴロゴロと喉を鳴らしてご機嫌な様子を見せていたかと思えば
撫でている時に突然どこかへ去ったり噛みつこうとしたり…
猫は、とっても気まぐれな動物です。

猫は集団生活をする犬とは違い、単独で生きてきた動物です。
集団生活をするならば、一緒に生活している相手と良い関係を築くために
周りへ気を配る必要があります。
しかし、単独行動をする猫にとっては、周りへの気配りが必要ありません。

その時の気分で行動を変える動物であるため
とってもマイペースで気まぐれに見えるのです。

それが猫の魅力でもあります。

こだわりが強い

猫はこだわりが強い一面を持っています。
こだわりが強いために、気に入らないものは受け付けないという頑固な面もあります。

また、猫はキレイ好きなので汚れているものを嫌う傾向にあります。

食事へのこだわり

猫は食事へのこだわりが強く、食欲不振になりやすい動物です。
食欲不振になる原因は様々ですが、フードの匂いが気に入らなかったり
大きさや形状が嫌だったり、フードの味に飽きると食べなくなります。


その他、体調不良やストレスでも食欲不振になるため、日ごろから
猫の様子を観察することが大切です。

水へのこだわり

猫は新鮮な水を好みます。
水が古くなっていたり、異物が入っていたりすると飲みません。

また猫はもともとあまり水を飲まない動物ですが
水を飲まないまま放置すると、腎臓や尿路系の病気を発症しやすくなります。
そのため水をしっかり飲んでもらう必要があります。


猫に水をしっかり飲んでもらうために、水を常に新鮮な状態で保ったり
水ボウルを変更したりと工夫することが大切です。

トイレへのこだわり

猫はキレイ好きな動物なので、トイレは決まった場所でします。
トイレが汚れていると我慢して排泄しなくなる場合があります。
その状態で放っておくと病気になる可能性があるので
トイレはキレイな状態で保ちましょう。

もしトイレ以外の場所で排泄をするようであれば
一度トイレを見直してみた方がいいでしょう。


トイレが汚れていたり、トイレのサイズが合っていない
設置場所が気に入らない、砂が気に入らないなどが考えられます。

猫と暮らすポイント

猫が嫌がることはしない

マイペースな猫を人の思い通りにしようとしても、それは無理な話です。
甘えたいときには甘えてきますし、のんびりしたいときには構ってほしくない
というのが猫という動物です。


猫が一人でリラックスしたいときにはそっとしてあげ
甘えてきたときには構ってあげるようにしましょう。

猫は穏やかで静かな空間、狭く安全な高いところが大好きです。
逆に人が多い場所や大きな物音は苦手。
追いかけ回したり、突然 大きな声をだしたりしないように気を付けましょう。

また、過度なスキンシップは好まない傾向にあります。
自分が撫でてほしいときに撫でてもらったり、ブラッシングを好む猫は多いですが
ずっと抱っこされていたり、長時間撫で回されるのは苦手です。

しつこく構いすぎると、猫をイライラさせてしまい噛みついたり引っかいたりする
可能性があるので注意が必要です。

人が先回りして対策する

猫を躾て人の生活環境に合わせることはできません。
猫からしてみれば、自分の縄張りの中に人がいるという感覚で生活しているので
人に合わせるということをしません。
そのため、されて困ることは人が先回りして されないよう工夫することが大切です。

例えば、家具で爪とぎをされたくないのであれば、猫用の爪とぎを用意する、
猫が出入りする部屋に傷つけられたくない家具を置かないなどの
対策をとりましょう。

猫の爪とぎは本能でしていることなので、躾などでやめさせることはできません。

されて困ることは、されないように人が考えて工夫しましょう!

最後に

猫は単独で行動するためお留守番が得意で、犬のように散歩は必要ありません。
そのことから、あまり手のかからない動物との認識もあるようですが
そんなことはありません。

猫は気まぐれでマイペースです。
本能で爪を研ぎ、狩りをします。
縄張り意識が強く他者が入ってくるのを嫌います。
こだわりが強く気に入らないものは受け付けません。
その他にも、猫は体調不良を隠す動物でもあります。
日頃から猫の様子をよく観察して、少しの変化に気づくことも大切になってきます。

比較的お留守番は得意ですが、放置は禁物です。
トイレが汚れているせいで排泄を我慢して病気になってしまうことがあります。
長時間お留守番させるときは、たっぷりの水をフードを用意しておきましょう。
旅行に行くときは、飼い主の変わりにお世話をしてくれる人に
お願いすることが大切です。

このように猫は繊細で手のかかる動物です。
猫の性格や習性をしっかり理解して、猫との素敵な生活を送りましょう!

タイトルとURLをコピーしました