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猫のための防災対策 ~事前に備えておきたいこと~

猫のお勉強
この記事を書いた人
猫バカ・馬バカ
saku

現在、2匹の兄弟猫(ミックス)と暮らし猫ファーストな生活を送る猫飼いです。
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猫の防災対策について、前回は「事前に用意しておきたいグッズ」についてご紹介しました。
今回は、事前に備えておきたいことについてご紹介します。

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自然災害はいつやってくるかわかりません。
猫の避難について考えておくのは飼い主のつとめ。
日頃から防災対策はしっかりやっておきたいところです。

それでは、事前に備えておきたいことについてご紹介します。

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事前に備えておきたいこと

  • ワクチン接種
  • マイクロチップの装着
  • 首輪やハーネスに慣れさせておく
  • キャリーやケージに慣れさせてお

ワクチン接種

避難所の生活では多くの動物が一緒に暮らす場合があり、感染症が流行することも考えられます。
慣れない場所でのストレスなどから体力低下、免疫力低下なのが起こり、感染症にかかってしまう可能性もあるため、ワクチン接種やノミ・ダニ対策は事前にしっかりしておきましょう。

ワクチンはだいたい生後2ヶ月頃から接種しても良いとされています。
種類もたくさんありますし、副作用が出る場合もあるため、かかりつけ医に相談してから決めるのが良いでしょう。

マイクロチップの装着

2019年6月に犬猫へのマイクロチップ装着を義務付けることが盛り込まれた改正動物愛護法が成立しました。
いつから施行されるのか正確な時期は まだ決まっていませんが、今後 犬や猫の販売業者に対してマイクロチップ装着と所有者情報の登録が義務化される予定です。
また、動物愛護センターで保護された動物は、マイクロチップの情報を読み込み飼い主の元へ帰れるように対処しています。

マイクロチップは、直径約2mm、長さ約8~12mmほどの大きさで、専用の注射器で動物の皮下に注入します。
猫は生後4週齢ころから埋め込みが可能とのことです。

チップには15桁の番号が記録され、この番号を専用のリーダーで読み取ることで、動物の名前、生年月日、飼い主、連絡先といった情報を確認できます。
保護された猫がマイクロチップを装着していれば、飼い主の元へ帰れる可能性が高くなるという仕組みです。

注意が必要なのは、マイクロチップにGPS機能はついていないため、居場所を追跡、特定することはできない、ということ。

現在はまだ完全に義務化されていませんが、今後のことを考えて災害対策と同時に装着を検討するのも良いかもしれません。

首輪やハーネスに慣れさせておく

災害にあい、猫が迷子になったときは迷子札付きの首輪とつけていると見つかる可能性が高まり、避難生活でケージの外に出してあげたいときにはハーネスを付ける必要が出てきます。

しかし、猫はデリケートな動物なので身体に付着する異物に対しては、過剰に反応する場合があります。
そのため、首輪やハーネスを嫌がってしまう猫がいます。

避難生活の中で首輪やハーネスに慣れさせることは難しいため、事前に慣れるよう練習しておきましょう。

キャリーやケージに慣れさせておく

避難生活では、周りの人や他の動物と一緒に生活するようになるため、猫はにケージやキャリーに入ってもらうことがあります。

しかし、ケージやキャリーは狭いため普段から慣れていないと猫が大きなストレスを感じてしまいます。

普段から部屋に出しておき、猫のニオイをつけたり、ケージやキャリーの中が安全な場所だと認識させておくと、いざというときに安心です。

ケージは折り畳み式のケージが販売されているので、そちらもおすすめです。

最後に

自然災害に合ったとき、猫と一緒に避難することはできますが、避難所で一緒に暮らせるとは限りません。
避難場所によっては、一緒に逃げて一緒に暮らすことができるケースもありますが、難しい現実があります。

避難所にはたくさんの人がいます。
アレルギーや臭いなどの観点から、避難所にペットを連れ込まれることを嫌がる人も多くいます。
一緒に避難したとしても猫だけは別の場所でケージに入るケースが多いのも現実です。

そのためにも、上記のように事前に備えることができるもの、事前に練習できることをしっかりと行い、いざというときに備えておきたいですね!

今回は、猫のための防災対策~事前に備えておきたいこと~についてのご紹介でした。

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