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猫のための防災対策|~事前に備えておきたいこと~

猫のお勉強
この記事を書いた人
猫バカ・馬バカ
saku

現在、2匹の兄弟猫(ミックス)と暮らし猫ファーストな生活を送る猫飼いです。
猫飼い歴は20年以上。
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いつやってくるか分からない自然災害に備えて、愛猫の防災対策について考えておくのも、飼い主さんの大切な務めです。事前に準備しておきたいものは様々あると思います。しかし、いざ準備しようと思っても「まず何から?」と疑問に思うこともあるかもしれません。
そこでこの記事では、猫のための防災対策で「事前に備えておきたいこと」についてご紹介します。

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それでは、事前に備えておきたいことについて詳しくご紹介します。

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猫のための防災対策|事前に備えておきたいこと

  • ワクチン接種
  • マイクロチップの装着
  • 首輪やハーネスに慣れさせておく
  • キャリーやケージに慣れさせておく

ワクチン接種

事前に備えておきたいことの一つは、ワクチン接種です。

避難所の生活では多くの動物が一緒に暮らすことが想定され、感染症が流行することも考えられます。
また、慣れない場所でのストレスなどから体力低下や免疫力低下なのが起こり、感染症にかかってしまう可能性もあるため、ワクチン接種やノミ・ダニ対策は事前にしておくことが大切です。

ワクチンは、だいたい生後2ヶ月頃から接種しても良いとされています。種類がたくさんありますし、副作用が出る場合もあるため、かかりつけ医に相談してから愛猫に合ったものを決めるのが良いでしょう。

マイクロチップの装着

できれば、備えておきたいことの一つがマイクロチップの装着です。

2019年6月に犬猫へのマイクロチップ装着を義務付けることが盛り込まれた改正動物愛護法が成立しました。いつから施行されるのか正確な時期は まだ決まっていませんが、今後 犬や猫の販売業者に対してマイクロチップ装着と所有者情報の登録が義務化される予定です。また、動物愛護センターで保護された動物は、マイクロチップの情報を読み込み飼い主の元へ帰れるように対処しています。

マイクロチップは、直径約2mm、長さ約8~12mmほどの大きさで、専用の注射器で動物の皮下に注入します。
猫は生後4週齢ころから埋め込みが可能とのことです。

チップには15桁の番号が記録され、この番号を専用のリーダーで読み取ることで、動物の名前、生年月日、飼い主、連絡先といった情報を確認できます。保護された猫がマイクロチップを装着していれば、飼い主の元へ帰れる可能性が高くなるという仕組みです。

注意が必要なのは、マイクロチップにGPS機能はついていないため、居場所を追跡、特定することはできない、ということ。

現在はまだ完全に義務化されていませんが、今後のことを考えて災害対策と同時に装着を検討するのも良いかもしれません。

首輪やハーネスに慣れさせておく

災害にあい、猫が迷子になったときは迷子札付きの首輪とつけていると見つかる可能性が高まり、避難生活でケージの外に出してあげたいときにはハーネスを付ける必要が出てきます。そのため、事前に首輪やハーネスを用意して、装着する練習をしておくと良いでしょう。

猫はデリケートな動物なので、身体に付着する異物に対しては過剰に反応する場合があります。そのため、首輪やハーネスを嫌がってしまう猫がいます。避難生活の中で首輪やハーネスに慣れさせることは難しいため、お家にいる時から練習しておきましょう。

キャリーやケージに慣れさせておく

避難生活では、周りの人や他の動物と一緒に生活するようになるため、猫はにケージやキャリーに入ってもらうことがあります。しかし、ケージやキャリーは狭いため普段から慣れていないと猫が大きなストレスを感じてしまいます。

普段から部屋に出しておき、猫のニオイをつけたり、ケージやキャリーの中が安全な場所だと認識させておくと、いざというときに安心です。

ケージは折り畳み式のケージが販売されているので、そちらもおすすめです。

猫のための防災対策|さいごに

自然災害に合ったとき、猫と一緒に避難することはできますが避難所で一緒に暮らせるとは限りません。避難場所によっては、一緒に逃げて一緒に暮らすことができるケースもありますが、難しい場合が多いのが現状です。

避難所にはたくさんの人がいます。アレルギーや臭いなどの観点から、避難所にペットを連れ込まれることを嫌がる人も多くいるでしょう。一緒に避難したとしても、猫だけは別の場所でケージに入るケースが多いのも現実だそうです。

狭い場所での生活は猫にとってストレスかもしれませんが、ケージやキャリーの中は「猫にとって安全な場所」だと事前に覚えておいてもらうと、そのストレスも軽減できる可能性があります。また、免疫力が低下してしまった際に、ワクチンを接種しておくと感染を防ぐ手助けをしてくれるかもしれません。

そのためにも、事前に備えることができるもの、事前に練習できることをしっかりと行い、いざというときに備えておくと良いと思います。いざとなってからでは遅いので、愛猫のために日頃から備えておくことが大切です。

ワクチンは、完全に病気や感染を防ぐものではありません。

今回は、猫のための防災対策「~事前に備えておきたいこと~」についてでした。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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