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猫に首輪は必要?首輪のメリットとデメリット

猫のお勉強
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猫バカ・馬バカ
saku

現在、2匹の兄弟猫(ミックス)と暮らし猫ファーストな生活を送る猫飼いです。
猫飼い歴は20年以上。
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また、乗馬がきっかけで馬が好きになり馬沼にハマっています。
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犬と違ってリードで繋ぐ機会が少ない猫。
首輪が必要になることも少ないように感じます。

そもそも室内飼いだから首輪は不要では?と、猫に首輪をつけることに疑問を持つ方もいらっしゃると思います。

今回は「猫に首輪は必要なのか?」について、メリットとデメリットを詳しくご紹介します。

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室内飼いの猫にも首は必要なの?

毎日散歩でリードをつける必要のある犬と違い、猫は必ずしも首輪をつける必要はありません。
また、完全室内飼いの場合は、首輪が役立つ場面は少なそうな印象を受けますよね。

しかし、完全室内飼いの猫でも首輪のメリットはあると考えることができます。

首輪をつけるメリット

室内飼いの猫でも、首輪をつけるメリットはあります。
それでは、以下で首輪をつけるメリットについて詳しくご紹介します。

迷子になった時の身元確認

子猫のころから完全室内飼いでも、どんなに気をつけていても、ふとしたタイミングで猫が脱走してしまうことがあります。

迷子になってしまうと、首輪がなければ猫の身元がわかるものはありません。
すぐに見つかれば問題ありませんが、誤って保健所などに連れて行かれてしまった!と思うと気が気ではないですよね。

マイクロチップを埋め込む方法もありますが、チップがあるかどうか外から見ただけではわかりません。
保健所や病院など、マイクロチップのリーダー(読み取る機械)があるところに連れて行かなければ照会もできません。

そのために首輪を付けておくのは、猫の身元確認にとても役立ちます。
首輪に直接 猫の名前や連絡先などを書き込んだり、迷子札付きの首輪をつけていれば、迷子になったときに連絡をもらえる可能性が高まります。

これは大きなメリットといえますね!

鈴付き首輪で猫の居場所が分かる

猫飼いさんは経験があるかと思いますが、猫の名前を呼んでも返事をしない、出てこないなど家の中で猫がどこにいるのか分からなくなったことはありませんか?

猫がいることに気付かず部屋に閉じ込めてしまったり、うっかり踏んでしまったり。
しばらく姿が見えないと心配になりますよね。

そんなとき、猫に鈴付きの首輪をつけていれば鈴の音でどこにいるのか判断できることがあります。
猫が動かないと鈴は鳴りませんが、さすがに一つの場所でずっと動かない子はいないので鈴付き首輪は猫の居場所確認に便利です。

飼い主A
飼い主A

我が家もえだまめが子猫の時は、小さい体で色々な隙間に入り込むため鈴付きの首輪をしていました。
活発に動く子猫は常にチリチリ鈴の音がするので、どこにいるのか判断がついて安心でした。

首輪をつけるデメリット

猫に首輪をつけるメリットが分かりました。

しかし、猫に首輪はメリットばかりではなく、使い方を間違えると危険な場合もあります。

それでは、以下で猫に首輪をつけるデメリットを詳しくご紹介します。

事故につながる恐れがある

一番気をつけたいのは事故です。
首輪が何かに引っかかって取れなくなり、首が絞まって最悪の場合は窒息事故に繋がる恐れがあります。

また、猫が首輪を取ろうとしたり、グルーミング中に首輪が顎が引っかかって猿ぐつわのようになったりと、最悪の場合 命に関わる事故に繋がりかねないことが首輪をつける大きなデメリットと言えるでしょう。

しかし現在は、一定以上の力が加わると外れるセーフティバックルがついた首輪や、シュシュのようにゴムになっている首輪があるため、安全面が考慮された首輪を選ぶと万が一のときに事故を防げる場合があります。

それでも100%の安全が保障されたものではないため、飼い主さんの判断は重要になってきます。

ストレスになる場合がある

首輪は、猫のストレスになる可能性があるということがデメリットの一つです。

きれい好きな猫は、首輪をしているとうまく毛づくろいできずにフラストレーションが溜まる場合があるようです。
首に何かついている状態そのものがストレスになる可能性も否定できません。

その他、鈴やチャームがついている場合もストレスになることがあります。
猫は大きな音を嫌うので、動くたびに近くで鳴る鈴やフードボウルに当たって音がするチャームを不快に感じるかもしれません。

ある程度は慣れるため問題ないようですが、音に敏感な猫や神経質な猫はストレスを感じてしまうかもしれません。

もし猫に首輪をつけたい場合は、なるべく飾りが少ない首輪を選び、鈴のない首輪から試してみるといいでしょう。
しかし、首輪そのものにストレスを感じているようなら少しずつ慣れさせるか、どうしても無理そうならつけないのが無難かもしれません。

ハゲや皮膚病の恐れ

皮膚が弱い猫の場合、首輪で擦れる部分を痒がったり、首の毛が切れ毛になって抜けてしまうことがあります。
毛根がダメージを受けると毛が生えてこなくなる場合もあります。

首輪の素材が刺激になったり、長年同じ首輪をつけ続けることで雑菌が繁殖したりして皮膚炎を発症する場合もあるため注意が必要です。

安全な首輪の付け方・選び方

猫に首輪をつけることは、メリットもデメリットもあります。
そのうえで、首輪をつけることに決めたなら愛猫にぴったり合うものを選んであげたいですよね!

猫の安全に十分配慮したうえで、以下のことに気をつけながら可愛い首輪で愛猫をオシャレにしちゃいましょう!

小さい時から慣れさせる

成猫になってから首輪をつけ始めると、嫌がる場合があります。
首輪をつけるのであれば、子猫の時から慣れさせておくといいでしょう。

ただし、子猫の頃は気にせず首輪をつけさせてくれても、ある程度成長してきた頃に突然 嫌がる場合もあるため、猫の様子をよく監察して首輪をつけることに抵抗があるのか?ないのか?を判断することは重要です。

首輪をつけてみて猫が嫌がる素振りをした場合は、長時間つけっぱなしにするのではなく毎日少しずつ首輪をつける時間を延ばして、慣れるかどうか試すのもいいかもしれません。

嫌がって暴れたり、執拗に舐めようとするときは、すぐに外してあげましょう。

人間の指2~3本が入るゆるさにする

猫の首のサイズを測り、首輪のサイズは付けたときに飼い主の指1~2本が入るぐらいが目安とされています。
キツイと窮屈ですし、ゆるすぎると擦れて毛が抜けたり皮膚を傷つける場合があります。

猫の首周りをメジャーなどでしっかりり測り、サイズを確認してから購入するようにしましょう!

体重・体型に合わせて首輪を変える

子猫の時からずっと同じ首輪を付けていると、成長に合わせてサイズが合わなくなります。

猫の成長に合わせて、常にちょうど良いゆるさを保てる首輪を選ぶことが大切です。

素材や重さをチェックする

首輪に使われている素材は、綿やウールなど様々ですが猫によっては痒みを感じる場合があります。

また重すぎたり、幅が広すぎるなど、猫にとって付け心地の悪い首輪はストレスになってしまいます。

実際に付けてみて、猫が嫌がらないものを選ぶことも重要です。

すぐに外れる首輪を選ぶ

首輪 ゴムタイプ
created by Rinker

万が一の事故を考慮して、すぐに外れるバックル式のものや、ゴム製のものなどを選ぶと事故に繋がる危険性が低くなります。

それでも100%の安全が保障されたものではないため、注意が必要です。

さいごに

猫に首輪をつけることには、メリットもデメリットもあります。

個人的には、脱走や何かしらの災害に合った時の避難時などのことを考えて、迷子札や鈴付きの首輪をつけていたいと思っています。

しかし、えだまめは二人ともがある日突然 首輪を嫌がるようになりました。
二人とも首輪を外そうとして、猿ぐつわ状態になったのを見た瞬間 一旦首輪を諦め現在もつけていません。
少しずつ慣れてくれるかと期待し、首輪を買ってはいますがなかなかうまくいかず、このまま付けない方向でいくかもしれません(汗)

メリット・デメリットのどちらを優先するかは飼い主さんと猫次第です。
安全面や猫の健康面を最優先にしてよく検討し、首輪をつけるかどうか決めましょう。

首輪をつけることにした場合、危険性も十分に理解したうえで、それぞれの猫に合った首輪を選んであげましょう!

ここで読んでくださり、ありがとうございました!

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