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猫の爪とぎトレーニング~爪とぎトレーニング方法~

猫のお勉強
この記事を書いた人
猫バカ・馬バカ
saku

現在、2匹の兄弟猫(ミックス)と暮らし猫ファーストな生活を送る猫飼いです。
猫飼い歴は20年以上。
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また、乗馬がきっかけで馬が好きになり馬沼にハマっています。
馬や乗馬、競馬に関する情報も発信中です。
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一心不乱に爪とぎをする猫。
見ていて非常に可愛らしい姿ですが、家の柱や家具などにもガリガリと爪とぎをする猫。

爪とぎは本能からくる行動なので、止めることはできません。


100%防ぐことは難しいですが、子猫の頃から爪とぎレーニングをしておくと
柱や家具を守れる可能性が高くなります。

今回は猫の爪とぎトレーニングについて、その方法を含め詳しくご紹介します。

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爪とぎは本能

猫の爪とぎは本能です。

爪とぎすることで古い爪をはがし、新しい爪を出しています。
また、縄張りのためのニオイつけや、リラックスのために猫は爪とぎをするといわれています。

その他に、かまってほしい時に飼い主の関心を引くため、わざと飼い主の近くで
爪とぎをすることもあります。

飼い主の近くで爪とぎをしているときは「かまって!」「遊んで!」という
猫からのサインかもしれないので、好きなおもちゃで遊んであげましょう!

ちなみに前述した通り、爪とぎは本能からくる行動なので
躾などで完全に止めることはできません。

爪とぎトレーニングは子猫のうちに

爪とぎトレーニングは子猫時代から始めてみましょう。


猫は生後2週間~3ヶ月くらいの間に、様々なことを学びながら
社会性を身につけていくと言われています。

この時期にどのような環境で育ったかによって、性格がほぼ決まるとまで言われている
とても大切な時期です。

この学びの時期に、様々なトレーニングを行ってみると良いとされています。

固体差もありますが、猫は生後1~2ヶ月ごろから爪とぎを始めるため
事前に爪とぎを用意してトレーニングに備えましょう。

爪とぎトレーニングの方法

爪とぎトレーニングとは具体的にどのようなことをすればいいのか、詳しくご紹介していきます。

爪とぎを準備する

まずは、爪とぎを準備しましょう。

一般的に猫は、子猫のときに馴染んだ爪とぎの素材を成長してからも好むと言われています。
なので最初は、飼い主の好み(扱いやすいもの)などで選んでよいでしょう。

今は様々な材質の爪とぎがあるため、猫の様子を見ながら後から材質変更などを
試していくのもありだと思います。
(材質については後述します。)

爪とぎの仕方を教える

爪とぎが準備できたら、設置場所を決めて猫を爪とぎに乗せてみましょう。

猫の手を持って優しく爪とぎに触れさせ、表面を引っかくように動かしてあげると
そのうちできるようになるといわれています。

また、飼い主が爪とぎをガリガリして、手本にしてみるというのも一つの方法ですし
爪とぎに、またたびの粉やスプレーで誘導するというのも効果的です。

飼い主A
飼い主A

えだまめの場合、爪とぎレーニングはしていません。
爪とぎを設置したら、自然に覚えてくれました。
個体差はあるでしょうが、トレーニングをしなくても爪とぎを設置すれば
自然とそこで爪とぎをしてくれる猫もいます。

もし、他の場所で爪とぎをしそうになったら、爪とぎ場所まで連れていってあげましょう。

爪とぎの材質

飼い主側でできるトレーニング方法は「爪とぎの設置」と「やり方を教える」の2点が主ですが
もう一つ試したいのは「材質」です。

ダンボールの爪とぎを設置したけど使ってくれない…という場合は
ダンボールの手触りが嫌なのかもしれません。
そんな時は、他の材質の爪とぎを設置すると使ってくれる可能性があります。

昔はダンボールの爪とぎが主流でしたが、今はたくさんの材質のものがあります。
代表的なものをいくつかご紹介します。

ダンボール

軽量で持ち運びが楽で、比較的どこにでも売っていて手に入りやすい爪とぎです。
お値段もお手頃で、お財布にも優しいものが多いです。


外のケースはそのままに中身だけを変更できるタイプもあり
使い捨てなくて良い爪とぎもあります。

扱いやすく、お手頃価格なのがダンボール爪とぎのメリットといえます。

逆にデメリットは、カスが出ることと耐久性が低いこと。
猫によって消耗のスピードに変化はありますが、頻繁に買い替えが必要になる場合があります。

麻は丈夫な素材なので、バリバリと力強く爪とぎをしても長持ちします。
また、埃やカスが出にくいのが特徴です。

形(形状)も様々で、通常の爪とぎと同じ床置きタイプもあれば
柱やキャットケージのパネルに固定して使えるシート状の爪とぎもあります。

シート状の爪とぎは、麻袋をイメージすると分かりやすいかもしれません。
麻袋を柱に巻きつけて使うイメージです。
お家環境に合わせて形状を変化できるので、床置きタイプが使いにくい場合はとても便利です。

麻タイプの爪とぎは、麻のニオイを嫌う猫がいたり
ダンボールよりもお値段が高めというところがデメリットといえます。

綿

ポール型の爪とぎに多いのが、綿タイプです。
キャットタワーの柱に巻きつけてあるものも、綿タイプが多いです。

綿タイプの爪とぎは麻タイプと同じで、埃やカスが出にくく、丈夫で長持ちします。

綿タイプも麻タイプと同じで、ニオイが気にする猫がいる可能性があります。
ペットショップでは見かけますが、ホームセンターには置いていないことがあり
手に入れるのが少し難しいのと、ダンボールよりもお値段が高めというのがデメリットでしょう。

木材

軽くて丈夫で長持ちするのが、木材タイプの爪とぎです。
洗濯板を細く太くしたような形の爪とぎが多いです。

木クズは出ますが、埃は立ちにくく耐久性に優れています。
猫によっては、引っかいたときの抵抗感が強い方が好きという子もいるので
様子を見て木材を選ぶのも良いかもしれません。

木材タイプの爪とぎは、ペットショップではたまに見かけますが
ホームセンターには置いていないことがあります。
店舗で買える場所が限られているのと、少々お値段も高めというのがデメリットといえます。

最後に

爪とぎレーニングをしていても、ラグや家具などに爪とぎをしてしまう猫は多くいます。
猫が触れたとき「手触り良い!」と思えばガリガリしてしまうでしょう。
こればかりは本能なので、躾でどうにかできるものではありません。

大声で怒鳴ったり、手をあげたりすると猫が飼い主を怖がってしまうため
決してやらないようにしましょう。


飼い主が先回りをして、爪とぎされたくない場所にひっかき防止シートや
スプレーなどのガードを施すなど工夫をしましょう!

爪とぎを設置して、場所も覚えてくれたしトレーニングもうまくできた!
それでも、ラグや家具などに爪とぎをする…というのであれば
もしかしたら爪とぎの材質や設置場所が、その猫に合わないのかもしれません。

別の材質の爪とぎに変更したり、設置場所を変更
(床置きから壁掛けに変更、人目のつかないところへ移動など)してみてください。

また、爪とぎされたくない家具は猫のいる部屋に置かないようにしたり
ソファーや椅子には、カバーを被せガードしたりなど
飼い主側でもできる爪とぎガードをしていきましょう。

愛猫とのにゃんだふるらいふのために、飼い主側でできる対策は積極的に行っていきましょう!

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