スポンサーリンク

猫が飼い主を出待ちする意外な理由

猫のお勉強
この記事を書いた人
猫バカ・馬バカ
saku

現在、2匹の兄弟猫(ミックス)と暮らし猫ファーストな生活を送る猫飼いです。
猫飼い歴は20年以上。
猫や飼い主さんに役立つ情報を発信しています!
また、乗馬がきっかけで馬が好きになり馬沼にハマっています。
馬や乗馬、競馬に関する情報も発信中です。
詳しいプロフィールは名前「saku」をクリックしてください。

sakuをフォローする

外出先から帰宅すると愛猫が玄関で待っていた。
トイレやお風呂に入ると出てくるのを扉の前で待っていた。

猫飼いさんは経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな健気な姿はとても可愛いし「待っててくれた!」と嬉しくなりますよね。

この猫の出待ちには何か理由があるのでしょうか?
今回は「出待ちする猫」について詳しくご紹介します。

スポンサーリンク

なぜ猫は「出待ち」をするの?

出かけるときに声を掛けてもガン無視なのに、帰宅すると玄関にちょこんと座って待っていた。
そして、うにゃうにゃ言いながら体をスリ寄せてくる。
こんな愛猫の姿に癒されたことのある方もいらっしゃると思います。
嫌なことがあっても吹き飛びますよね。

しかし、出かけるときにはガン無視だったのに、なぜ猫は帰りを待っていたかのように
出待ちするのでしょうか?

この猫の不思議な行動には、いくつかの理由があるようです。

猫が出待ちする理由① 何かしてほしいことがあるから

「トイレを掃除してほしい」「お腹がすいた」など
猫自身に何か要求があって、飼い主を待っているという理由があります。

単独行動を好む猫の性格はドライ。
群れを好む犬の場合は「大好きな飼い主に早く帰ってきてほしい」という理由があるのに対して
猫の場合は、飼い主を待つというよりも「自分の要求を満たしてくれるのを待っている」
というパターンが多いでしょう。

つまり「してくれること」を待っているのです。

そう思うと少し寂しいような気もしますが
猫に「この人は自分の要求を満たしてくれる大事な人」と
認識されているということなので、猫があなたを待つということは
信頼されている証
といえるでしょう!

猫が出待ちする理由② 中に興味津々だから

猫がトイレの前やお風呂場の前で飼い主が出てくるのを待っているという話をよく聞きます。
他の部屋ではそんなことしないのに、トイレとお風呂場だけ…というパターンもあります。

これは、猫がトイレやお風呂場に中に興味があって仕方がないから、という理由が考えられます。

家猫にとっては、家の中が自分の縄張りです。
家の中を自由に動き回って、日々のパトロールも欠かしません。

そんな猫にとって、いつも扉が閉め切られて入ることができない
トイレやお風呂というのは秘境の地。

飼い主は出入りするのに、自分は出入りできない。
「中にはなにがあるの?」「ここはどんな場所?」と興味津々なのでしょう。

また、トイレやお風呂場は水の音がするので、余計に気になるのかもしれません。

猫が出待ちする理由③ 好きな人を待っているから

猫の性格はドライと先述しましたが、その通りです。
猫は犬に比べると行動や思考はドライです。

しかし猫でも「この人のそばにいると安心」という心理が働いていることもあるそうです。
そのため「安心できる人」の帰りを待つ猫もいます。

また「この人といると楽しい」「遊んでくれる」など頻繁にかまってくれる人を待つ
というパターンもあります。

自分のことしか考えていないように思われがちな猫ですが、飼い主を大切に思う気持ちを
ちゃんと持っているからそこ出待ちをする
のでしょう。
飼い主を必要としているからこそ、じっと待っているのではないでしょうか。

どれくらい前から待っているの?

猫は自分の要求が出てくると、「それを叶えてくれる人」を探して家の中をウロウロします。
例えば、お腹がすくと辺りを見回し、ご飯の用意をしてくれる人がいないことが分かると
「待ち」の心理に入ると言われています。

飼い主の足音や車のエンジン音、話し声などがすると
待ちの定位置へ移動するケースが多いでしょう。
人の気配を感じると「そろそろかな?」と様子を伺い、移動するのでしょう。

最後に

猫が飼い主を出待ちするのには、様々な理由があります。

単独行動を好み、気まぐれな性格の猫ですからその思考はドライで
飼い主を待っているというよりも、してほしいことがあるから待っているということが多いようです。

しかし「そばで安心したい」「この人のそばにいると安心」という理由で飼い主を
待っているパターンも もちろんあるでしょう。

猫に必要とされているから、猫に信頼されているから、猫は飼い主を待つのです。
猫が飼い主を必要としていることは確かでしょう。

猫は一人でもすんなりお留守番をしてくれる動物ですが
いつもより少し早く帰ってあげる日を作っても良いかもしれませんね。

タイトルとURLをコピーしました