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【必見】猫のオシッコ臭を消す方法|消臭スプレーの作り方

猫のお勉強
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猫バカ・馬バカ
saku

現在、2匹の兄弟猫(ミックス)と暮らし猫ファーストな生活を送る猫飼いです。
猫飼い歴は20年以上。
猫や飼い主さんに役立つ情報を発信しています!
また、乗馬がきっかけで馬が好きになり馬沼にハマっています。
馬や乗馬、競馬に関する情報も発信中です。
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猫を飼っている方は、猫のトイレを室内に設置しているお家も多いと思います。
うちも猫2匹プラス1個の計3個のトイレを、えだまめが生活している部屋に設置しています。

去勢や避妊をしていない猫は、マーキング(スプレー行為)をする子が多く、室内飼いの場合は家具や壁などにマーキングをしますよね。

その他、猫が粗相をしてしまった時など、猫を飼っているとどうしてもつきまとうのが、猫のオシッコ臭。

猫のオシッコ臭は強烈なので、悩まされている飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、猫の強烈なオシッコ臭を消す方法と手作りできる消臭スプレーについて詳しくご紹介します。

野良猫のマーキングなどでお悩みの方にも必見!

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【必見】猫のオシッコ臭を消す方法|猫のオシッコ臭が強烈な理由

猫のオシッコは、したてだとそんなに臭いは強くありません。
時間が経つにつれて、どんどん臭いが強くなっていきます。
これは人間でも同じこと。

でも猫のオシッコ臭やマーキング臭は、飼い主とえいども思わず「うっ!」となるほど強烈だったりしますよね。

時間が経って臭いがキツくなったオシッコ臭もマーキング臭もその強烈な臭いの理由は「アンモニア」です。

砂漠で暮らす動物が起源の猫は、水をあまり飲まず濃いオシッコをする傾向にありその分、臭いも強烈になります。

さらに猫のオシッコには、猫独特の臭い成分である「フェリニン」が含まれています。
このフェリニンは、去勢前の猫が多く分泌するといわれており、オス猫は特に多いそうです。
なので、オス猫のマーキング臭はオシッコ臭より強烈なのです。

【必見】猫のオシッコ臭を消す方法|消臭する方法4つ

消臭ときいてパッと思いつくのが、アルコール除菌剤などではないでしょうか?
アルコール除菌剤には、臭いを消してくれる効果のあるエタノールが含まれているので、猫のオシッコ臭も消してくれそうと思います。

しかし、実はアンモニアはアルコール除菌系消臭剤では、ほとんど消すことができません。
エタノール濃度が高くても、消臭効果はあまり得られないそうです。

香料のする消臭剤でも、猫のオシッコ臭を消すにはほとんど効果を期待できません。

では、猫の強烈なオシッコ臭を消すにはどうすればいいのか?
そのポイントをご紹介します。

消臭方法①|熱湯をかける

一番手っ取り早い方法が「熱湯をかける」これかもしれません。

オシッコの臭いの元であるアンモニアが、カーペットや床に染み込んでいる場合、中性洗剤などでふき取っただけでは、なかなか臭いが消えません。

アンモニアは、熱を加えることで分解される性質があるため、オシッコ臭やマーキング臭を消すのに効果的です。

また、熱湯をかけることで、消臭だけではなく殺菌や除菌の効果も期待できるので一石二鳥です。

熱湯は洋服や布や熱に強いものに対しては使えますが、プラスチック製品や木製製品に使うと、熱で変形してしまう恐れがあるため使用は避けた方が良いでしょう。

カーペットや畳などには熱湯が使えるので、臭いが気になるところには熱湯をかけてその後しっかり乾燥させることで、消臭効果が期待できます。

家の外のブロックなどなら熱湯が一番 効果的かもしれないにゃ~

消臭方法②|酵素系漂白剤を使う

熱湯を使うのが難しい場所や物を消臭したい場合、漂白剤を使ってふき取るという手段が効果を発揮することがあります。

漂白剤には大きく分けて2種類あり、それぞれ効果が違っています。

塩素系漂白剤

主成分は次亜塩素酸ナトリウムで、漂白力が強く白い洋服や布などにシミがついたときに使うと効果的なものです。

色物や柄物に使うと色落ちしてしまうので注意が必要です。

カビハイターなどの強力な漂白剤は、この塩素系漂白剤にあたります。

酵素系漂白剤

主成分は過炭酸ナトリウムで、染め物を漂白することはないため色物や柄物の洋服や布にシミがついたときに使用できるものです。

さらに過炭酸ナトリウムは、雑菌を死滅させる能力があり消臭効果に期待ができます。

色柄物の洗濯に使えるワイドハイターなどは、この酵素系漂白剤です。

猫のオシッコ臭を消すために効果が期待できるのは、消臭効果のある「酵素系漂白剤です。

酵素系漂白剤であればカーペットやソファなどに使っても色落ちの心配がないので使いやすいですね。

酵素系漂白剤を使う場合は、漂白剤を40℃以上のお湯に混ぜます。
それに雑巾などで臭いのする場所をふき取り、その後 水で絞った雑巾で漂白剤をしっかりと取り除き
乾燥させることが大切です。

万が一、猫が口に入れてしまう可能性を考えて、漂白剤はしっかりと取り除きましょう。
洗濯できるものであれば、洗濯機を使ってお掃除すると安心です。

消臭方法③|ペット用の消臭剤を使う

ペットの気になる臭いを取るために開発されている、ペット専用の消臭剤を使うことも効果を期待できます。

動物のオシッコにはフェロモンが含まれており、このフェロモンも強い臭いの理由となっています。

このような動物特有の臭いを消すためには、通常の消臭剤では効果が薄い場合が多いため、ペット専用の消臭剤を使ってみるのもオススメです。

ペット専用の消臭剤には、天然ミネラルや酵素、緑茶を原料とした自然由来の消臭成分が使われているものなど、さまざまあります。

こういった消臭成分が使われているので、臭いが気になる所にスプレーすると臭いを抑えてくれるという仕組みなっているのです。

ペット用の消臭剤を使う場合、「芳香剤」と表記があるものは避けた方が無難です。

芳香剤は、別の匂いでオシッコ臭を紛らわせるだけで、臭いを消してくれるものではありません。
逆に、芳香剤とオシッコ臭が混ざりより鼻につく臭いになってしまうことがあるでしょう。

天然由来の消臭成分を使っている消臭剤は、万が一 猫が口にしてしまっても健康に害のないよう作られているため、安心して使うことができます。
化学物質の使われている消臭剤は、猫の健康に影響が出る場合があるので使用は避けた方が良いでしょう。

天然由来オススメペット用消臭剤

上記は、化学物質を使っていない天然由来のペット専用消臭剤です。
猫が舐めても健康に害が出ないように作られているので、お家の中のものにも安心して使うことができますね!

ペット用消臭剤の使い方はとても簡単で、臭いが気になる所にペット用の消臭剤を吹きかけるだけです。
ふき取りもしなくて良いので、お手軽ですね。

消臭方法④|クエン酸を使う

猫の強烈なオシッコ臭の理由であるアンモニアは、アルカリ性です。
このアルカリ性には「酸性」のものを混ぜることで中和され臭いが消えます。

クエン酸はその名の通り「酸性」なので、アルカリ性のアンモニアと混ぜることで消臭効果が期待できます。
酸性度もそんなに高くないので、家具や布を傷める心配も少ないものです。

また、クエン酸は尿石を落とす効果もあるとされており、猫のトイレの拭き掃除などにクエン酸を使用すれば、オシッコ臭を消しながら尿石も落とせて一石二鳥の効果が得られるでしょう!

クエン酸はホームセンターなどで購入できるので、手に入れるのも簡単です。
粉末タイプとスプレータイプがあるので、使いやすい方を選んで試してみましょう!

【必見】猫のオシッコ臭を消す方法|消臭スプレーの作り方3つ

ペット専用の消臭剤を試すのも良いですが、猫のオシッコ臭を消す消臭スプレーは手作りすることも可能です!

以下では、3種類の消臭スプレーの作り方をご紹介したいと思います。

材料を含め、飼い主さんが作りやすい使いやすいものをお試しで作ってみるのも良いかもしれません!

消臭スプレーの作り方①|クエン酸で作る

先述したクエン酸を使った消臭スプレーの作り方です。

使うクエン酸は粉末タイプを準備しましょう。
水またはお湯で40倍希釈で使います。

40倍希釈と聞くと難しく感じるかもしれませんが、そうでもありません。

◆クエン酸スプレーの作り方(200gのクエン酸スプレーを作る場合)

準備するもの

  • 水またはお湯 195g
  • クエン酸(粉末タイプ) 5g

上記2つの材料をよく混ぜてクエン酸をしっかり溶かせば40倍希釈のクエン酸スプレーの完成です。

うちではクエン酸スプレーを作ってオシッコ臭を撃退しています。
クエン酸スプレーを実際に作った時の記事はこちらをご覧ください↓↓

\画像もあるよ/

クエン酸スプレーが完成したら、臭いが気になるところにスプレーして雑巾などでふき掃除すればお掃除完了!

床などのオシッコが染み込まないところは この方法で消臭できますが、ソファーやカーペットなどの布製品は、スプレーしてふき取りだけでは臭いが残る場合があるため、スプレーしてから5分ほど時間をおいて、その後に水拭きする方法を試してみましょう。

洋服やタオルなど丸洗いできるものであれば、つけ置き洗いするのがオススメです。

希釈してクエン酸スプレーを作るのが面倒であれば、あらかじめスプレータイプで販売している市販品を使うのもオススメです。

消臭スプレーの作り方②|ミョウバンで作る

ミョウバンもスーパーなどで手に入るお手軽材料で作れる消臭スプレーです。

ミョウバンもクエン酸と同じ酸性なので、アンモニアのアルカリ性を中和してくれる性質を持っています。

◆ミョウバンスプレー(原液)の作り方

準備するもの

  • 水またはぬるま湯 1.5L
  • ミョウバン 50g

上記2つの材料をよく混ぜてミョウバンをしっかり溶かせば
ミョウバンスプレーの原液の完成です。

ミョウバン水が無色透明になってから使います。
ミョウバンは溶けにくいので、完全に溶けるまで1~2日置いた方が良い場合もあります。

この原液を10倍に薄めて消臭スプレーとして使用します。
200mlのミョウバンスプレーを作りたい場合、原液20mlに対して水180mlで薄めて使うといった具合です。

ミョウバンは食品添加物なので、基本的に無害ですが割合が濃いと触れた皮膚が荒れてしまう可能性があるため、皮膚が弱い猫がいる場合は濃いミョウバンに触れないように注意が必要です。

10倍程度に薄めていれば、基本的に健康を害する心配はないといわれています。

消臭スプレーの作り方③|お酢で作る

クエン酸やミョウバンのように、わざわざ買いに行かなくても家にあるものですぐに作れるであろう消臭スプレーが「お酢」を使ったものです。

◆お酢スプレーの作り方

準備するもの

  • 水 500ml
  • お酢 大さじ1

上記2つの材料をよく混ぜれば お酢スプレーの完成です。

お酢もクエン酸やミョウバンと同じ酸性なので、消臭効果の原理は同じです。
アルカリ性を中和させることができるというもの。

お酢スプレーは他の2種類の消臭スプレーに比べると、お酢独特の匂いが気になる人もいるようですが、使用後しばらく時間をおくとお酢の匂いは消える場合がほとんどです。

お酢は料理に使う調味料なので、どのご家庭でも一番作りやすい消臭スプレーではないでしょうか。

【必見】猫のオシッコ臭を消す方法|手作りスプレー使用の注意点

クエン酸スプレー、ミョウバンスプレー、お酢スプレーの手作りスプレー3種類はどれも「酸性」のスプレーとなります。

酸性と塩素系の洗剤を混ぜると、有毒ガスが発生して非常に危険です。

直接混ぜるのは絶対にやめましょう。

上記3種類の酸性スプレーは、猫のオシッコ臭を消すだけではなく、普段のお掃除にも活用できるものです。

これらの酸性スプレーと塩素系の洗剤を同じ場所に使うことも危険なので、十分に注意しましょう!

【必見】猫のオシッコ臭を消す方法|さいごに

猫の強烈なオシッコ臭を消すのは一苦労ですよね。

すぐにお掃除できるなら、比較的臭いを残さず対応できますが家具や布、家の外のブロックなどに染み込んでしまったオシッコ臭は結構しつこく、消すのに苦労します。

そこで試してみたいのが

  • 熱湯をかける
  • 酵素系漂白剤を使う
  • ペット用消臭剤を使う
  • クエン酸を使う

という方法です。

消臭スプレーを手作りするのであれば、材料がお手軽に入手できる

  • クエン酸スプレー
  • ミョウバンスプレー
  • お酢スプレー

上記3種類の酸性手作りスプレーを作って試してみるのもオススメです。

我が家の周りには野良ちゃんが何匹かいるのですが、その子たちにとって我が家は縄張りらしく、マーキング行為をするんですね。
猫好きな飼い主Aとはいえ、さすがに猫のマーキング臭は強烈です。

外のブロックにマーキングしていたので、ものは試しと熱湯をかけてみたらあっという間に消え、お湯の力って凄い!と実感しました。

熱湯をかけられる場所であれば、まずはコストのほとんどかからない熱湯で対応してみることもオススメします。

今回は、「【必見】猫のオシッコ臭を消す方法|消臭スプレーの作り方」でした。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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