スポンサーリンク

乗馬を知る|乗馬クラブの選び方

乗馬を知る
この記事を書いた人
猫バカ・馬バカ
saku

現在、2匹の兄弟猫(ミックス)と暮らし猫ファーストな生活を送る猫飼いです。
猫飼い歴は20年以上。
猫や飼い主さんに役立つ情報を発信しています!
また、乗馬がきっかけで馬が好きになり馬沼にハマっています。
馬や乗馬、競馬に関する情報も発信中です。
詳しいプロフィールは名前「saku」をクリックしてください。

sakuをフォローする

これから乗馬を始めたいと思っている方や、馬に乗ってみたいと思っている方が訪れるきかいが多いであろう乗馬クラブ。

また、乗馬クラブが開催している「体験乗馬」への参加をきっかけに、クラブへ足を運ぶこともあるでしょう。

日本全国にはたくさんの乗馬クラブがあります。
これから乗馬を始めたいと思ったときや、1度でいいから馬に乗ってみたいと思ったときなど、どのようにして乗馬クラブを選べばいいのか迷うこともあると思います。

何をきっかけに乗馬クラブを訪れるのか?何を目的に乗馬を始めたいのか?なども乗馬クラブを選ぶきっかけとして大切になってきます。

そこで今回は、乗馬を知る第2弾!
乗馬クラブの選び方」について、詳しくご紹介します。

スポンサーリンク

乗馬を知る|体験乗馬

これから乗馬を始めたいと思っている方や初めて馬に乗る方が、乗馬クラブを訪れるきっかけの多くは「体験乗馬」ではないでしょうか。
私も体験乗馬がきっかけで、初めて乗馬クラブを訪問し今のクラブに入会した人間です。

体験乗馬は、無料の体験会から数千円の体験乗馬まで、様々な形で開催されています。

多くの乗馬クラブは、体験乗馬後 クラブに入会してくれることを希望しているでしょう。
そのための体験乗馬だと思いますし、クラブによっては ただ馬に乗ってのんびり歩くというものではなくプチレッスンのように、速歩(はやあし)くらいまでは体験する場合もあります。

速歩に関しては、騎乗者の様子を見ながら やるやらないを決めているようで、必ず速歩までやるとは限りませんのでご安心ください。(速歩→馬が2拍子のリズムでゆっくり走ること)
また、乗馬クラブによっても体験乗馬の内容に違いがでる場合がありますのでご注意を。

乗馬クラブで行っている体験乗馬は、クラブによって様々ですが だいたい3,000円~5,000円程で体験することができます。

乗馬クラブで体験乗馬をした場合、騎乗後に勧誘の時間が設けられていることを頭の隅に置いておいた方がいいでしょう。
乗馬クラブの行う体験乗馬は、慈善活動ではなく会員を増やすことが目的なので、勧誘の時間があると考えるのが妥当です。

逆に、観光牧場などで行っている体験乗馬は5,000円~20,000円程と高額なことが多いです。
勧誘を目的としていないから、というのも高額の理由かもしれません。

体験乗馬をきっかけとして乗馬を始めるのも良いと思いますが、その場で即入会を決めるのではなく、入会する前に複数の乗馬クラブで体験乗馬もしくは、可能であれば見学をして自分に合った乗馬クラブに入会するのがベストです。

乗馬クラブには、それぞれのクラブでそれぞれの色があります。
クラブの雰囲気、会員の雰囲気、指導員の雰囲気、指導の仕方、施設の設備などがそれです。
自分に合わないクラブに入会してしまうと、長く続けたいと思っても続かなくなる可能性がるため注意が必要です。

乗馬クラブへの入会は決して安い金額でできるものではありません。
なので、複数の選択肢があるなら、より自分に合ったクラブを探すのが良いでしょう。そのため、体験乗馬からの即入会ではなく、複数のクラブで体験乗馬を経てからクラブ選定に入ることも良いと思います。

もちろん、続けていけると思ったり、入会金など諸費用が大きな負担にならないなら即入会でも良いと思います。

乗馬を知る|乗馬の目的は何か?

乗馬クラブを選ぶうえで大切なのが乗馬をする目的です。

自分が乗馬を行う目的が何なのか?を明確にすると、乗馬クラブを選ぶ際の大きな指標になります。

ひとくちに「乗馬」といっても、様々なスタイルがあります。
馬術の試合に出てバリバリやりたいという方や、外乗やエンデュラスをしたいという方もいるでしょうし、乗馬ライセンスを取りたい方もいると思います。
逆に、試合には出ずに のんびり上達しながら自分のペースで、無理なく楽しく馬に乗れたら満足!という方もいるでしょう。
カウボーイがやっているような、ウエスタンスタイルの乗馬を習いたいという方もいるかと思います。

このように、どういう目的で乗馬をしたいのか?を考えると乗馬クラブ選びがしやすくなります。

馬術の試合に出てバリバリやりたいという場合は、施設の整ったクラブや積極的に試合に出ているクラブを選ぶと良いでしょう。

乗馬ライセンスを取りたい場合は、ライセンスが取れる指導をしているのか?乗馬クラブでライセンスの取得は可能か?などを見ると良いです。

のんびり乗りたいという方が積極的に試合に出るようなクラブを選んでしまうと、ご自身のスタイルや希望に合わない可能性が出てきます。

ウエスタンスタイルの乗馬を習いたい人がブリティッシュスタイルの乗馬を教えているクラブに入会してしまうと、そもそもの目的が達成されない、希望と違うという不一致が生じてしまいます。

このように「自分がどのようなスタイルで乗馬をしたいか?」の目的を明確にして乗馬クラブを選んでいくことが大切です。

乗馬を知る|レッスン内容や施設をチェック

これから乗馬を始めるにあたっての目的が決まったら、次はレッスン内容や施設を確認してみましょう。

・どんな内容のレッスンを行っているのか?
・どこまでの技術を身につけることができるのか?
・ライセンスの取得は何級までできるのか?
・マンツーマンレッスンはあるのか? など

また、乗馬クラブの施設が確認できるならチェックさせてもらうのも良いと思います。

馬場の広さなどもチェックすると良いでしょう。
馬場が狭いと、初心者は馬をコントロールするのが難しいので、避けた方が無難かもしれません。

グループレッスンを行う場合、狭い馬場に馬と人がひしめきあってコントロールが大変!という事態も起こります。
レッスンに入れる上限人数を設けているクラブもありますが、それでも馬場自体が狭く そこにたくさんの馬が入ると初心者の頃はコントロールが大変だと思います。(私も経験しました。汗)

もちろん慣れれば狭い馬場でもコントロールできるようになりますが、そこにいきつくまで自分が続けられるかどうかが問題とってくるのです。

他に、馬の頭数や馬の状態、馬房の様子なども見れるようなら見せてもらうと良いでしょう。
きちんとしている乗馬クラブであれば、馬房見学させてくれる場合が多いと思います。

逆に、厩舎や馬房の様子、馬などが体験者から見えないようになっていたり、見せてくれない もしくは馬がとても少ないといったクラブは、経営状況が疑われたり馬をきちんと管理してない可能性が考えられます。

また、馬房や施設全体、馬具などがキレイに清掃されているか、整理整頓されているかなどもクラブの善し悪しを判断する一つの材料となります。
やはり、馬房が掃除されていなかったり、馬具を乱雑に扱っているクラブは良いクラブとは判断し難いですよね。

乗馬を知る|クラブの雰囲気や指導員の雰囲気をチェック

クラブ全体の雰囲気、指導員の人柄や雰囲気なども見てみるのと良いでしょう。

馬に乗るのが目的とはいえ、指導してくれるのは指導員です。
人と人との付き合いも、とても大切になってきます。

・気さくに話せる雰囲気の指導員が多いのか?
・口数の少ない指導員が多いのか?
・積極的に声掛けを行う指導員が多いのか少ないのか?
・挨拶をきちんとしているか? など

指導員が自分の雰囲気や希望に合っていそうなのか?気軽に質問や相談ができそうなのか?などを見るのもクラブを探す一つの判断材料となるでしょう。

また、指導員の人数にも注目してみてください。

指導員の人数が少なすぎる場合は、レッスンを受けたくても指導員が空いていなくて受けられないといったケースや、試合に出場するため通常レッスンはお休み、なんてことが起こる場合があるので注意が必要です

ちなみに、私が通っている乗馬クラブも試合に出ます。
そのため、指導員と会員と馬が遠征することがありますが、だからといってクラブは休みにならないし、レッスンもなくなりません。指導員が変更になることはありますが、レッスンは予定通り行われます。

指導員が少ないと、レッスンを変わりに行う指導員がおらず お休みになるという事態が起こることが十分に考えられます。
馬が少ない場合も同じことが言えるので、馬の頭数も重要ポイントです。

さらに、クラブ全体の雰囲気を、肌で耳で目で感じてみるのも良いと思います。

・みんな忙しそうにしていて、クラブの雰囲気がせかせかしたものか?
・逆に、のんびりした雰囲気なのか?
・長居できるような雰囲気のクラブなのか?
・レッスンが終わったらすぐ帰る雰囲気のクラブなのか? など

できるなら、こういったクラブ全体の雰囲気などを見てみるのも良い判断材料になるでしょう。

乗馬を知る|会費などかかる費用をチェック

習い事をするにあたって、毎月かかる会費や それ以外にかかる費用も大変 気になる点だと思います。

乗馬はお金がかかる敷居の高いスポーツ、と思う方も多いと思います。

結論からはっきり言うと、入会金は安くありません。高いです。
だからこそ、後悔しないように、入会してから別のクラブに入り直すなんてことがないように、しっかりと乗馬クラブを選ぶことが大切なのです。

話を戻して、乗馬クラブの会費(月謝)はクラブによって様々です。

例えば、ひとくちに会員と言っても、一般会員、平日限定会員、ジュニア会員、シニア会員など、自分のライフスタイルや年齢に合わせて会員の種類を選べるように、数種類の会員制度を設けているクラブも多くあります。

その場合、会員の種類によって会費が変わってくる場合があります。

例えば、私が通っているクラブを例に挙げると、上記のように数種類の会員制度があります。
私は限定会員として入会しており、毎月の会費は「8,800円」
これが一般会員の場合、毎月の会費は「16,500円」と、このような違いが出てきます。

そして、だいたいの乗馬クラブが入会金と会費の他に設けているのが「騎乗料」
これは馬に乗るためにかかる費用のことです。

毎月の会費の中に、月1回分の騎乗料が含まれているクラブもあります。
そのようなシステムの場合は、追加レッスンを受ける時に1鞍(1回という意味)〇〇円という追加料金制度を設けているところが多いでしょう。

この騎乗料ですが、私が通っているクラブの場合
限定会員の1鞍の騎乗料は「3,300円(平日)」「3,850円(土日祝)」
一般会員の1鞍の騎乗料は「1,650円(平日)」「2,200円(土日祝)」

となっており、一般会員の方が会費は高いけれど、1回の騎乗料が安い。
限定会員の方が会費は安いけれど、1回の騎乗料が高いという違いがあります。

私が通っている乗馬クラブの会員別料金について詳しくはこちらの記事で!

乗馬クラブによって様々な料金設定になっているので、入会金や会費、騎乗料などは乗馬クラブのホームページなどで確認してみてください。

乗馬クラブで最低限必要な費用についてより詳しくはこちらの記事で!

乗馬を知る|さいごに

いかがでしたか?

体験乗馬をしたあと「楽しい!すぐ乗馬を始めたい!」と思う方もいらっしゃると思います。
しかし、選択肢が複数ある場合は、体験乗馬で色々なクラブを訪問して それぞれのクラブの特色を見てから入会するクラブを決めるのが良いでしょう。

一度乗馬クラブに入会すると、クラブを異動するのが難しい場合もあります。
また、乗馬を続けるには一定の費用が必ずかかります。そして入会金は決して安い金額ではありません。

だからこそ、その場で即入会を決めるのではなく、複数の選択肢があるなら一呼吸おいて いろいろなクラブを訪問し、ご自身に合ったクラブを見つけるのが長く楽しく乗馬を続ける秘訣と言えるかもしれません。

とはいえ、お住まいの地域によっては選択肢が少ない、もしくは無い場合もあるでしょう。
そのような場合は、体験乗馬から即入会でも良いと思います!

乗馬は、唯一 動物と一緒にできるスポーツです。

敷居の高いイメージもあるかと思いますが、ここを読んで「意外と気軽に始められるんだ!」と少しでも思っていただける方が1人でもいると嬉しく思います。
乗馬の楽しさ、馬の可愛さや優しさに触れる方が少しでも増えると良いなとも思います。

これを機にハッピーホースライフを送ってみませんか?
癒されること間違いなしです!

全国の乗馬クラブを検索できるサイトをご紹介します。

「全国乗馬倶楽部振興協会」

全国 すべての乗馬クラブを網羅しているものではないようですのでご注意ください。

乗馬を知る第2弾「乗馬クラブの選び方」についてでした。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました