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乗馬を知る|乗馬クラブの料金システムと会員の種類

乗馬を知る
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猫バカ・馬バカ
saku

現在、2匹の兄弟猫(ミックス)と暮らし猫ファーストな生活を送る猫飼いです。
猫飼い歴は20年以上。
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また、乗馬がきっかけで馬が好きになり馬沼にハマっています。
馬や乗馬、競馬に関する情報も発信中です。
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別の記事で、「乗馬クラブで最低限 必要な費用」を詳しくご紹介しました。

この記事では、私が通っている乗馬クラブの料金設定を参考にしながら、乗馬に必要な費用についてもう少し掘り下げてみたいと思います。

最初にお話しておかなければならないのが、この記事で参考にするクラブについてです。

私は今「乗馬クラブ クレイン」で乗馬を習っています。
クレインは全国37ヶ所に事業所を持つ、日本でも規模の大きな乗馬クラブなので、名前を耳や目にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここでは、乗馬クラブ クレインの会員や料金設定などを元に、乗馬クラブの費用について前回よりも掘り下げてもう少し詳しくご紹介したいと思います。

それでは、乗馬を知る 第4弾「乗馬クラブの料金システムと会員の種類」について詳しくご紹介します。

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乗馬を知る|会員の種類について

乗馬クラブ クレインでは、会員の種類が数種類ありそれぞれのライフスタイルや年齢に合わせて、会員を選べるようになっています。
会員の違いは、後にご紹介する入会金や騎乗料、会費などに違いが出てきます。

では、それぞれの会員を見ていきましょう!

会員の種類①|正会員

平日・土日祝日どちらも乗れる会員です。

1回の騎乗料が安く、たくさんレッスンしたい方や、1ヶ月のうちたくさんレッスンに通える方は正会員がオススメです。

1ヶ月の会費は一番高いのですが、騎乗料が一番安いのが特徴です。
騎乗料は、1ヶ月のうち何日レッスンに行けるか?を基準に考えると良いと思います。

1ヶ月に4日以上レッスンに通える方は正会員がお得だと指導員に教えてもらいました。

会員の種類②|平日会員

平日のみ乗れる会員です。

正会員や限定会員など、他の会員に比べ入会金と騎乗料が安く設定されているのが特徴です。
土日祝の休日には乗ることができないので、その点は注意です。

平日がお休みの方や主婦に人気の会員だそうです。

会員の種類③|限定会員

平日・土日祝日どちらも乗れる会員です。
乗れる条件は正会員と同じですね。

1回の騎乗料が一番高く、毎月の会費が一番安いのが特徴です。
毎週通うのは難しい、コンスタントに通えない、という方向けの会員です。

飼い主A
飼い主A

ちなみに私は、限定会員です。
仕事の関係で平日は通えず、行けるのは週末か祝日限定。
また、毎週末通うのも私生活の都合上できません。
行けても1ヶ月に1~2回程度、という話をしたら限定会員を勧められ、詳しい説明を聞いて限定会員での入会を決めました。

限定会員は、1ヶ月に1~2回程度通う人に向いているそうです。

会員の種類④|ジュニア会員

平日・土日祝日どちらも乗ることができ、小学4年生~高校生(18歳以下)までの方が対象の会員です。

このジュニア会員は、意外と多いと思います。ジュニアライダーって結構いるんですよ!
何かスポーツを始めたいお子様の習い事として、動物を相手にする乗馬はオススメです。

会員の種類⑤|U29会員

新しく新設された会員制度です。

20代の方々に、乗馬の世界をもっと知ってもらいたいという思いから生まれた会員制度で、「Under29」の名の通り29歳以下の方が対象です。
平日・土日祝日どちらも騎乗することができます。

U29会員は、登録後の2年目以降は毎年更新料がかかる点が注意です。
29歳までは、登録の更新をすることができます。

また、会員登録したクラブでしか騎乗できないシステムのようです。
(他の会員制度は、登録したクラブ以外の事業所でも騎乗可能。)

ちなみに、ジュニア会員対象年齢の方はU29会員に登録できません。

上記のように、乗馬クラブ クレインでは5種類の会員があります。
レッスンに通うペース、ライフスタイル、もしくはこれからご紹介します
料金などを考慮し、自分に合った会員を選んで入会することができます。

乗馬を知る|会員料金について

乗馬クラブ クレインでは「正会員」「平日会員」「ジュニア会員「限定会員」「U29会員」の5種類の会員の中から、ご自身のライフスタイルに合った会員を選んで入会できることが分かりました。

それでは、ここからそれぞれの会員による、会員料金の違いについて見ていきたいと思います。

会員料金の違い①|入会金

乗馬クラブに入会する際に必要となる費用です。

・正会員:165,000円

・平日会員:82,500円

・限定会員:99,000円

・ジュニア会員:66,000円

・U29会員:27,500円

入会金は、乗馬クラブ入会時に1度だけ支払う費用です。

もし、会員を変更したい(平日会員から正会員へ変更など)の場合は、差額分の支払が発生する可能性があります。
詳細はクラブのスタッフに確認しましょう!

ちなみに、更新費用などはありません。

会員料金の違い②|会費

毎月 乗馬クラブに支払う費用です。

・正会員:16,500円

・平日会員:16,500円

・限定会員:8,800円

・ジュニア会員:11,000円

・U29会員:5,500円

会費は、乗馬に限らず習い事をやっていると必要になる費用ですね。

会員が支払う会費は、馬の管理や飼料、またレンタル馬具の費用などに充てられているそうです。

会員料金の違い③|騎乗料

馬に乗るために支払う費用(1回分)です。
これは平日と土日祝で金額が違います。

【平日】

・正会員:1,650円

・平日会員:1,650円

・ジュニア会員:1,100円

・限定会員:3,300円

・U29会員:1,650円

【土日祝】

・正会員:2,200円

・平日会員:―(平日限定のため土日祝は乗れません)

・限定会員:3,850円

・ジュニア会員:2,750円

・U29会員:2,200円

騎乗料は1回 馬に乗るために必要な費用です。
もし1日に2回レッスンを受ける(馬に乗る)場合は、2回分の騎乗料を支払うようになります。

ちなみに、1レッスンは45分です。

騎乗料は、現金払い(クレジット払い、口座引き落とし可能)もできますし、ライディングチケットという10枚綴りの「騎乗券」を予め購入しておき、レッスン日にチケットを提出することで馬に乗ることができます。

10枚綴りの騎乗券

会員料金の違い④|会員料金補足

一部事業所では、料金が変わります。

上記でご紹介した料金は、あくまでも当サイトの管理人が通っているクレイン(事業所)の料金です。

上記と同じ料金ではない事業所もありますので、ご自宅近くのクレイン(事業所)の料金を知りたい場合は、乗馬クラブクレインの公式サイトでご確認ください。

また、先述しましたU29会員は、毎年更新料がかかるシステムになっています。
更新料は毎年10,000円。

更新を続ける場合は、29歳まで登録・更新をすることができます。

会員の違いによる料金の違いは、主に「入会金」と「騎乗料」の2つです。
(U29会員の場合は、更新料がある)
その他、以下でお話する料金は、会員全員が同じ料金です。

乗馬を知る|乗馬クラブ損害保険料について

乗馬クラブでレッスンや行事参加など、乗馬施設内においてケガを負った場合に補償してくれる1日掛け捨ての保険です。
これは、乗馬クラブを出るまでの間 有効です。

1日1名、210円で加入することになります。

これも騎乗券と同じで10枚綴りのチケットを購入できるので、レッスン日に騎乗券と一緒に提出することで加入することができます。

乗馬を知る|装備品(道具)のレンタル料について

乗馬をするためには、いくつかの装備品(道具)が必要になります。
レッスンを受けるために最低限 必要な装備品は以下です。

・ヘルメット
・キュロット(乗馬ズボン)
・ブーツ
・チャップス(ロングブーツの場合は不要)
・グローブ
・エアバッグベスト(プロテクター)

乗馬では、上記の6アイテムが必要です。
ただし、最初から全てを自分用に揃える必要はありません。

というのも、上記アイテムのうち「ヘルメット」「ショートブーツ+チャップス」「エアバッグベスト」は、クラブでレンタルしてくれるのです。

道具をレンタルする場合に支払うのがレンタル料です。
恐らくクレイン以外でも多くの乗馬クラブが各料金を設定して、一部の道具をレンタルできるシステムを導入していると思います。

キュロットとグローブのレンタルは無いので自分で用意しましょう!

なお、レンタル料は何も借りるものがなければ発生しない費用です。

乗馬を知る|専用馬料について

専用馬とは、乗馬クラブ クレイン所属の馬を指名して乗ることができる制度です。

専用馬を取ってレッスンを受けるには、騎乗料とは別に専用馬料金を支払います。
この料金は、馬によって異なります。

例えば、馬子ちゃんは1レッスンの専用馬料金が3,000円
馬男くんは1レッスンの専用馬料金が2,000円、といった感じですね。

〇月〇日のレッスンで確実に馬子ちゃんに騎乗したい場合は、専用馬システムを利用して馬子ちゃんを指名して騎乗できます。
その際、月々の固定費(会費と騎乗料)に専用馬料がプラスになるといった具合です。

飼い主A
飼い主A

ちなみに、私はここのところ、ずっと同じ馬を専用馬に指名してレッスンを受けています。
いつも同じ馬に騎乗していると、馬もこちらのことを覚えてくれますし、こちらも馬のことを分かってくるので、安心感があるし信頼関係も生まれてきます。

なお、専用馬は必ず取らないといけないものではありません。
指導員は専用馬を勧める時があると思いますが、取るか取らないかは個人の自由です。
無理して取る必要はありません
お財布と相談することも、大切です!

もちろん、専用馬を取らなければ専用馬料は発生しません。

乗馬を知る|マンツーマンレッスン料

通常のレッスンは、決められた時間、決められた定員数で他の会員さんと一緒に、1名(場合によっては2名や3名になる)の指導員のもとレッスンを受けます。

マンツーマンレッスンは、指導員と自分(会員1名)でのレッスンのことです。

このマンツーマンレッスンを受けるためには、マンツーマンレッスン料を別途支払います。
料金の考え方は、専用馬料と同じでOKです。
月々の固定費に、マンツーマンレッスン料がプラスになります。

場合によっては、マンツーマンレッスンを2名の会員で取って、レッスン料金を割り勘で支払うことも可能です。

マンツーマンレッスン料や、割り勘ができるのか?は事業所によって違いが出る場合がありますので、スタッフに確認してみましょう!

マンツーマンレッスンも必ず受けないといけなものではありません。
受けるか受けないかは個人の自由です。

マンツーマンレッスンを受たければ取る、受けたくなければ断ってOKです!

マンツーマンレッスンを受けなければ、マンツーマンレッスン料は発生しません。

乗馬を知る|乗馬ライセンス料について

乗馬にはライセンスがあるのをご存じですか?
この乗馬ライセンスは履歴書にも記載できる立派な資格です!

乗馬クラブクレインでは、乗馬ライセンス取得のためのカリキュラムが準備されています。

ライセンスの費用や期間、受講の方法などは各クラブによって異なるので、各クラブのページで確認するか、クラブのスタッフに確認しましょう。

例として、3日間の乗馬5ライセンス取得コースを挙げておきます。

・ライセンス申請料:11,000円

・装具レンタル料:4,950円(3日分の費用)

・保険料:630円(3日分の費用)

・テキスト料:660円

上記の他に、スクール料(レッスン料)が別途かかります。
スクール料は各クラブによって異なるため、各クラブのページで確認するか、クラブのスタッフに確認しましょう。

乗馬を知る|さいごに

いかがでしたか?

こうやって見てみると、たくさんの費用が必要だと感じるかもしれません。
一つ一つの金額を見ると「高っ!」と思うかもしれませんが、年間で考えると乗馬も他のスポーツや習い事もそんなに違いはないのではないかな?と思います。

例えば、ゴルフと比較すると、一般的な人が月に4回ラウンドをまわった場合、32,000円ほどかかるそうです。
(ゴルフの相場の平均が約8,000円とした場合)

お子様の野球教室やサッカー教室に入会金はないところが多いかもしれませんが、会費(年会費)はありますし、ユニフォームや道具が必要です。
そしてチームによっては、遠征費や合宿費やイベント費などが発生する場合があると思います。

こうやって考えてみると、乗馬は特別たくさんの道具が必要だったり、高額というわけではないと感じます。

また、最近では乗馬クラブクレイン以外にも、さまざまな会員制度を設けている乗馬クラブも多く存在します。
ここだけの話、クラインよりもお安く入会できる乗馬クラブはたくさんありますよ!

自分が乗馬を始めてみて思うのは、昔から「貴族のスポーツ」「お金持ちのスポーツ」と言われてきているので、そのイメージが強く残っているのではないかな?と思いました。

実際、自分自身も体験乗馬をする前までは、「高くて手が出ない!」と強く思っていました。
しかし現実は、「あれ?できるかも」といった料金設定になっていて驚いたものです。

また、クラブには専業主婦の方やサラリーマン、OLの方も多く通っていらっしゃいます。
逆に言えば、自馬を持ち乗馬に十分なお金をかけている人の方が少ないのではないかと思います。
それくらい、今や乗馬は昔よりも敷居が低くなり身近になってきていると感じています!

底辺に近い生活をしている私が通えているので、敷居は低くなっているはず。笑
今は道具も通販で安く手に入る時代になっているので有難い限りです!

実際、乗馬にお金がかかるのは事実です。
でもそれは、他のスポーツや習い事でも同じことだと思います。

とはいえ、入会金が高いのでいきなり入会するのは躊躇われるかもしれません。
そんな時は、体験乗馬や1日限定の乗馬レッスンを受けてみるのはいかがでしょうか?

スポーツの中で唯一 動物と一緒に行う乗馬一度 体験してみるとその魅力にハマる方は多いはず!

ぜひ一度、馬に跨ってみてください。
楽しめること、癒されること間違いなしです!

今回は、乗馬を知る第4弾、乗馬クラブの料金システムと会員の種類についてでした。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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