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乗馬日誌|3鞍目ベーシックBC|馬の歩様

乗馬日誌
この記事を書いた人
猫バカ・馬バカ
saku

現在、2匹の兄弟猫(ミックス)と暮らし猫ファーストな生活を送る猫飼いです。
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また、乗馬がきっかけで馬が好きになり馬沼にハマっています。
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おっかなびっくりの初ベーシックBCを経て3回目のレッスンの日。
3回目のレッスンも、ベーシックBCです。

いつかは進級するのですが、いつどのタイミングでなのかは分かりません。
だいたいの目安となる鞍数はあるみたいですが、進級は指導員の判断にお任せです。

話を戻して、3鞍目のベーシックBCレッスン開始。

この記事でご紹介するレッスン内容は、乗馬クラブ クレインに依存します。
レッスン内容は乗馬クラブによって違う場合がありますので、ご参考程度に留めておいてください。
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乗馬日誌|3鞍目ベーシックBC|相棒はカネさん

馬名:カネトシアージ
鞍数:3鞍目
レッスン名:ベーシックBC
馬名:カネトシアージ

まだクラブに通い始めたばかりなので、レッスン毎に新しい馬に乗るようになります。
みんな初めましての馬ばかり。
そんな初めましての人間を、文句も言わず乗せてくれるのだから、こんなに人間に協力的な動物もなかなかいませんね。

3鞍目の相棒は、カネトシアージ。栗毛の男の子。
通称カネさんも、初めましての馬です。

うちのクラブは、「乗ったことある?」と声をかけてくれる指導員が多いのですが、この時も聞かれているはず。
当時がどうたったか、しっかりとは覚えていませんが、今だから分かるカネさんの特徴。

カネさんは、主に体験乗馬とベーシックBCで活躍している馬で、とっても重たい子。笑
そして彼もデンデと同じで馬装が嫌い。
馬装中はプリプリしてます。

うちのクラブに入会した人は、必ずと言っていいほどカネさんのお世話になると思います。
他の会員さんも「みんなカネさんに乗るよね」と言っているくらい。
ベーシックBCと言えば、カネトシアージくらいの勢い。

さてさて3鞍目のベーシックBCも、前回とやることは同じ。

発進して、ゆっくり歩く。
合図をプラスして歩く、速度を上げてから、速歩。
速歩から常歩に落として、ゆっくり停止。

ベーシックBCは、基本的に上記の内容を繰り返しレッスンする感じになります。
あまり難しいことも言われないし、考えて乗らなくても良い感じです。

とにもかくにも、馬に慣れる。
基本姿勢や手綱の持ち方を習得し、合図に慣れる。
軽速歩に慣れる。
といったクラスがベーシックBCだったと記憶しています。

乗馬日誌|3鞍目ベーシックBC|鐙の長さとバランスが難しい

この日のレッスン内容:常歩・軽速歩

レコードブックを見ていると「鐙の長さ、位置がしっくりこない」ということと
「リズムを取っていても下からドツかれて、できていないと気付く」と書いていました。
何ことやら・・・?といった感じですが。。。笑

正直、もうレッスン内容はあまり覚えていないのですが、最初の頃はとにかく「鐙の長さが掴めない」という悩みがあったのを覚えています。
私の場合は、鐙の長さを掴むまでにとても時間がかかりました。
しっくりくる長さがどこなのかがサッパリ分からなかったのです。

踏み込めないなら長すぎる。
窮屈なら短い。
軽速歩で立ちにくいなら合っていない。

こういう、極端に鐙の長さが合っていない状態なら分かるのですが、困ったことに私自身は立ち座るの動作に違和感がなくても、指導員が最終チェックをしてくれたときに「長くない?」とか「短くない?」と聞かれることが多かったのです。

自分の中では長さが合っている感覚でも、傍から見てみたら合っていないように見えるらしい。

もうこうなったら、最初のうちは自分では分かりません!笑
私の場合、「長くない?」「短くない?」に倣って都度 調整してもらっていました!
この鐙の長さ調整は、最初のうちは指導員がやってくれますが、徐々に自分でできるように練習していきます。

そしてバランスが難しいというのは、恐らく軽速歩をしている時に、馬とリズムが合わずお尻を叩かれるということを言いたのだと思われます。笑
更に、立つ座るの姿勢で体のバランスが崩れて、左右どちらかに傾いていのだと思われます。

馬が軽く走っている状態を「速足(はやあし)」と言い、2拍子のリズムで馬は走っています。
速足中に人間は「軽速歩(けいはやあし)」という姿勢を取ります。
(馬の歩様について詳しくは後述します。)

馬の2拍子のリズムに合わせて、鐙(鞍)の上に立つ座る・立つ座るの動作を取るのが軽速歩。
このリズムがカネさんと合わなかったんでしょうね。たぶん。
そんな雰囲気の騎乗記録をつけている自分。

リズムが合わないと、馬の背中がお尻にガツンと当たってしまいます。
鐙の上に立ちにくいし、鞍に座りにくいのがリズムが合っていない状態。

馬とリズムが合うと、人間が立つ瞬間に馬の背中がポンッとお尻を軽くついてくれるので、驚くほど楽に立てます。
このリズムを合わせる方法はあるのですが、この時は教わっていないです。
軽速歩自体がまともにできないので、合わせ方までは教わりません。
それは後々です。

そして、軽く走っている馬の背中は揺れる。
当たり前ですが、歩いている時より揺れる!
なので、自分自身の体のバランスを保つのが難しかった様子。

乗馬日誌|馬の歩様について

さて、今まで普通に「常歩」や「速歩」などと書いてきましたが、これらは馬の歩様です。
馬の歩様って何?と思う方もいらっしゃるかもしれませんし、何となく分かるよという方もいらしゃると思います。

馬の歩様とは「馬の歩き方・走り方」のことです。

正確には歩法と呼ぶようですが、歩様の方が耳馴染みがあるかなと思い、ここでは歩様と呼びます。

ちなみに、馬が歩くときの足の運び方(足を動かす順番)が歩法。
歩き方(フォーム)を歩様と呼びます。
歩法にしても歩様にしても、どちらも馬の歩き方・走り方のことを差しています。

馬の歩様には4種類あり、下に行くほど早くなります。

常歩(なみあし)

英語ではウォークと言います。

常歩は、馬が歩いている状態です。
常に2本か3本の肢が地面についている状態で動いています。

人には前後にゆっくりと軽く揺れている感覚が伝わってきます。

速歩(はやあし)

英語ではトロット。

速歩は、カッポカッポという2拍子のリズムで軽く走っている状態です。

速歩は馬の背中が上下に揺れるので、騎乗者は鐙の上に立ったり座ったりして反動を逃がします。
この乗り方(姿勢)のことを「軽速歩」と言います。

そして速歩には斜対歩と即対歩の2種類があるのですが、それは別記事で詳しくご紹介しますね。

駆歩(かけあし)

英語ではキャンターです。

駈歩は、3拍子のリズムで馬が走っている状態です。

パカラッ!パカラッ!パカラッ!パカラッ!という効果音があればイメージしやすいのではないでしょうか。
映画やドラマで走っているのが、だいたい駆歩と思って良いと思います。

左右非対称の走り方になり、馬の4本の肢が完全に空中に浮く瞬間があります。

人には、ブランコのような前後の大きな揺れが伝わってきます。
ゆったりとした揺れなので、うまくリズムに乗って姿勢が取れれば気持ち良いです。
この時の騎乗者の姿勢は「正反動」という姿勢をとります。

軽速歩とはまた別の姿勢ですね。

襲歩(しゅうほ)

英語ではギャロップと言います。

襲歩は、馬の全力疾走のことで競馬で使う走り方です。
ドドドドー!と走っている感じですね。

競馬での肢なので、乗馬で使うことはないと思います。
ちなみにリズムは4拍子。

乗馬日誌|3鞍目ベーシックBC|さいごに

カネさんの父は名馬リンカーン。実はデンデと同じ父。

3鞍目の相棒、カネさん。

ベーシックBCでは何度も騎乗し、とてもお世話になった印象深い馬です。
彼は今現在も、ベーシックBCや体験乗馬で活躍しています。

BCを卒業してしまうとカネさんに騎乗する機会はありませんが、馬房にはちょくちょくご挨拶に行っています。

3鞍目のレッスンも、まだまだおっかなびっくり感で騎乗していたと思われます。
まして、馬が違いますしね。

今回はベーシックBC、3鞍目の乗馬記録でした。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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