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室内飼いでも要注意!猫のノミ対策に有効な方法

猫のお勉強
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猫バカ・馬バカ
saku

現在、2匹の兄弟猫(ミックス)と暮らし猫ファーストな生活を送る猫飼いです。
猫飼い歴は20年以上。
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また、乗馬がきっかけで馬が好きになり馬沼にハマっています。
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「うちの猫は室内飼いだから、ノミ対策は必要ない」と思っている飼い主は多いかもしれません。
しかし、室内飼いでもノミが寄生する可能性は十分にあることをご存知でしょうか?

今回は、室内飼いの猫にノミが寄生する原因
知っておきたい効果的なノミ対策の方法についてご紹介します。

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室内飼いでも油断禁物!ノミが寄生する原因

猫に寄生するノミ(ネコノミ)は、体長1~2mmと非常に小さく
人間が目視で気づくのが難しいサイズの寄生虫です。

そのため、室内飼いの猫であっても
飼い主の知らないうちにネコノミが家に侵入し、感染してしまうことがあります。

以下に考えられる原因をいくつかまとめますので、十分に注意しましょう!

人の衣服や靴にくっついてくる

ネコノミは、人が身につける衣服や靴にくっついて室内に侵入してくる場合があります。

ネコノミのジャンプ力は驚異的で、動物が発する二酸化炭素や体温、光の刺激に反応して
体長の約60倍の距離を移動し、約100倍の高さまで伸び跳ねることができるといわれています。

そのため、人のひざ下程度であれば簡単にくっつことができ
室内にも簡単に侵入できてしまうのです。

たとえ猫を完全に室内飼いにしていても、飼い主をはじめ、来客などがあったとき
ネコノミを外から持ち込んでしまう可能性は十分に考えらることを覚えておきましょう。

犬がノミを持ち込むことがある

もし、犬を一緒に飼っている場合や、お友達の犬が遊びにきた場合など
犬がノミを持ち込んでしまうことがあります。

散歩する道路などにも、ノミの卵・幼虫・成虫などが生息しており
特に犬はノミが寄生しやすい草むらなどに好んで入っていくので
犬へのノミ・マダニ駆除薬の投与に加えて、散歩終わりの犬のケアには
十分注意する必要があります。

ペット可の賃貸物件に入居している

賃貸物件で猫を飼っている場合は、ペット可能なマンションやアパートに
入居していることが多いと思います。

集合住宅であるマンションやアパートでは、他のお家にもペットが飼われている場合があります。
他の猫やペットと直接的な接触はなくても、玄関やベランダ
部屋の隙間などを経由してネコノミが侵入してくることが考えられます。

室内飼いの猫であっても、こういった感染経路があることは覚えておきましょう。

ノミは年間を通じての対策が必要

ネコノミは気温が13度以上あれば、繁殖することができます。
そのため、ネコノミが一度でも繁殖した場合、完全に駆除するのがとても難しい現実があります。

ネコノミの繁殖力はもの凄く強力にゃんだ!

10匹のネコノミが30日後には約2,000匹の成虫になり、約9万個の卵、約10万匹以上の幼虫にまで繁殖したという驚きべき記録も残っているにゃりよ!

ネコノミが繁殖する季節は、暖かくなる春~夏にかけてで
特に7月~9月にかけて最も増えるといわれています。

基本的に冬以外は年中生息していますが、現在は気温の低くなる冬でも
ネコノミが確認
されています。

というのも、冬はお家の中で暖房器具を使って温めるため
ノミにとっては生息していける環境になっているのです。

ホットカーペットや畳の隙間など、ノミが好んで生活できる環境が整っているため
たとえ冬であってもノミ対策は必要になってきます。

真冬でも、平均して5頭に1頭の猫がネコノミの被害を受けているという報告もあるほどです。

ネコノミを持ち込まない・寄生させないための対策方法

ネコノミを家に持ち込まないために、人ができることはどのような方法があるのでしょうか?
いくつかの方法をご紹介します。

早めに服を着替える

前述しましたが、ネコノミは人の衣服にくっついて家に侵入してくることがあります。
そのため、帰宅したらまず服を着替えてから猫と接するようにすると
ネコノミの感染リスクをさげることができます。

外出時に着ていた服は、すぐランボリーバスケットに入れて猫との接触を避けたり
長時間放置せず早めの洗濯を心がけましょう。

ノミに感染しやすい場所をガード

ノミに感染しやすい場所へ、猫が入れないようにすることで対策に繋げます。

玄関は、靴にくっついたネコノミが入り込みやすい場所です。
そのため、猫が頻繁に玄関へ出入りしないよう工夫することが大切です。
脱走の観点から見ても、猫を玄関へはあまり近づけたくありませんね。

市販のノミ除去スプレーを玄関に常備し、外出後の靴にスプレーするのも効果的な予防方法です。

またベランダも注意が必要です。
そこに他の猫や動物がいなくても、集合住宅に入居していたり
お隣の家との間隔が狭い場合はノミの侵入が考えられます。

ベランダに出られないように柵を設けるなどの対策を考えましょう。

こまめな清掃をする

ネコノミは部屋の隅や家具の隙間、畳、ソファー、ベッドなどを好みます。

日常的にこまめな清掃を行い、清潔な室内を保つことがノミ予防に効果的な対策に繋がります。
掃除機を使ってソファーやベッドを清掃したり、以外と見落としがちな家具の下
隙間などをこまめに清掃しましょう。

また、市販のノミ駆除薬を使用するのも良いでしょう。

シャンプーとブラッシングをする

ネコノミは猫の体の表面に寄生するため
ノミ専用のシャンプーを使ってお風呂に入れるのも予防に繋がります。

ネコノミは水に弱く、シャンプーをすることで付着している成虫を除去することができます。

その際、猫の体にノミを見つけても決して潰さないようにしましょう。
潰してしまったノミがメスであった場合、卵が飛び散る危険性があります。

また、定期的にブラッシングをしてあげるのも効果的です。
ブラッシングをすると、猫の体に付着したネコノミの成虫や糞を早期に発見することができます。

黒い粒々が猫の体に付着していたら、ノミの糞の可能性があるため注意です。

スポット薬を使う

猫の首元に液体の薬を垂らしてノミの予防や駆除を行う方法です。

スポットタイプの薬は、猫の首元の皮膚に直接つけるだけなので
飼い主でも簡単に投与することができます。

1ヶ月持続するタイプがほとんどで、月に1回の投与でノミの成虫や卵
幼虫の駆除・予防に効果
があります。

病院で買えるもの、市販で買えるものなど様々なタイプがあります。

薬の投与は時に危険を伴いますので、素人判断はせず獣医師に相談してから
投与するとより安心でしょう。

最後に

室内飼いの猫でも、飼い主や来客など様々なことが要因となり
ネコノミに感染するリスクがあります。

一般的にノミの活動時期ではない冬でも、気温が高い地域や暖かいお家の中は
年中ノミが活動していると考えて良い
でしょう。

ネコノミの予防の全てを実践するのは難しいことですが
色々な方法があるんだと覚えておくことが大切です。

できることから一つずつ、もしくは後回しにしていたことの順番を少し変えるなどして
ネコノミの侵入リスクを少しでも下げるよう頑張りましょう!

ネコノミは猫だけではなく人にも寄生するため
いかにノミから猫や人を守るかが大切になってきます。

予防は猫にとっても人にとってもプラスの効果が働くので
積極的にノミ予防に努めましょう。

日頃からネコノミ予防を心がけて、愛猫と快適なにゃんライフを送りましょう!

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