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キャットフードの酸化は危険?!酸化の特徴と見分け方

猫のお勉強
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猫バカ・馬バカ
saku

現在、2匹の兄弟猫(ミックス)と暮らし猫ファーストな生活を送る猫飼いです。
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前回の記事で、キャットフードの酸化について詳しくご紹介しました。

キャットフードが酸化すると、味や匂いの変化だけではなく
品質そのものが劣化し、最悪の場合 猫の健康被害を引き起こしてしまう原因になります。

しかし、酸化とはどのような状態をいうのでしょうか?

女性
女性

見た目に変化はあるの?
どうやって酸化しているか見分けたらいいの?

そんな疑問を解消します!

今回は「キャットフードの酸化の特徴と見分け方」について詳しくご紹介します。

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キャットフードの酸化の特徴と見分ける方法

キャットフードが酸化すると、品質が劣化し猫の体に悪影響を与えてしまう場合があります。

代表的な症状は下痢や嘔吐ですが、長期間にわたって酸化したキャットフードを摂取し続ける
癌に繋がる恐れもあり非常に注意が必要です。

では、キャットフードが酸化しているかどうかは
どのようにして見分けたら良いのか一つずつみていきましょう!

色の変化

野菜や果物は、酸化すると切った面が茶色く変化します。
キャットフードも同様に、空気と油分、空気とタンパク質が触れあうことにより
色の変化が起こります。

酸化したきの見た目の特徴は「黒っぽく変色する」という例が挙げられます。
特に赤色に着色されているキャットフードは、色の変化が分かりやすく
酸化しているかどうかの一つの目安になるでしょう。

ただ、着色されていないキャットフードもあり
変色だけで酸化を判断するのが難しい場合もあると思います。
その場合は、下記に挙げる内容も併せて判断材料にしてみてくださいね。

手触りの変化

これは、ドライフードに限った見分け方になりますが
キャットフードを触ってみてベタベタするような手触りであれば
そのキャットフードは酸化が進んでいます。

ドライフードに含まれている油分が変かすることにより
ベタベタとした手触りになります。

更に、指で少し強めに摘まんでみて、柔らかさを感じるようであれば
そのキャットフードは完全に酸化してしまっているので、処分して新しいものをあげましょう。

キャットフードを食べている猫を観察

これは、キャットフードの見た目の変化ではありませんが
酸化を判断する一つの材料として挙げておきます。

猫がドライフードをいつも通り食べてくれているかを確認しましょう。
猫を観察していて、下記のような仕草が見られたら
キャットフードが酸化しているのかもしれません。

  • いつもより食いつきが悪くなる
  • 匂いを嗅ぐ時間が長くなる
  • 前かきしてキャットフードを埋めるような仕草をする

このような仕草が見られた場合、ドライフードの酸化に伴う味や匂いの品質劣化に
猫が気がついているサインかもしれません。

もしも「長時間フードを置いている」や「古いフードかもしれない」など
何か心当たりがあれば残りのフードを与えるのは避けて
早めに新しいドライフードを用意し様子を観察してみましょう。

開封してからの時間も大切!

未開封のキャットフードは、ドライフードは約1年半程度
ウェットフードは約3年程度は酸化することなく保存が可能といわれています。

しかし、一度 開封したキャットフードは空気と触れ合うため、酸化が進みます。
これは完全に防ぐことができません。

適切な方法で保管した場合でも、ドライフードは開封後 約1ヶ月
ウェットフードは1日で酸化が始まってしまいます。

また、フードボウルに出したキャットフードは
常に空気に触れている状態なので急速に酸化が進んでしまいます。
フードボウルに出したキャットフードは、約1時間を目安に片づけるのが良いとされています。

フードボウルに出した時間を確認し
酸化したキャットフードを出しっぱなしにしないように注意しましょう。

キャットフードの酸化を防ぐコツ

一度 開封したキャットフードの酸化を完全に防ぐことは不可能ですが
酸化を少しでも遅らせたり、防ぐ方法はいくつかあります。

  • しっかりと空気を抜いて、クリップなどで密封する
  • タッパーや瓶、密封容器などに小分け保存する

このような方法が主となります。
キャットフードの酸化を防ぐには「密封」することが大切です。
また、高温多湿を避け涼しい場所で保管しましょう。

ただし、ドライフードを冷蔵庫に保管するのは避けましょう。
結露して有毒なカビが発生する原因になってしまいます。

最後に

酸化は腐敗とは異なるため、見た目や匂いの大きな変化がなく判断するのが難しいですが
酸化したキャットフードを長期間 猫に与えてしまうと健康被害に繋がってしまいます。

ウェットフードは、水分が多く酸化の進みが早いので
変色や匂いの変化などに比較的 気づきやすいかもしれません。

ドライフードは、見た目だけで判断するのが難しい場合があるため
触感やフードボウルに出していた時間などを考慮して酸化の判断材料にすると良いでしょう。

また、猫の様子を観察することで酸化の判断材料になる場合もあるので
キャットフードを食べる愛猫の様子も見てあげてくださいね!

いつも新鮮なキャットフードを与えることは、猫の健康維持に大いに役立ちます。
今回ご紹介した内容が、少しでも酸化を見分ける判断材料のヒントになると幸いです。

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