猫の毛が生え変わる時期(換毛期)になると、抜け毛が凄いですよね。
そっと猫を撫でると、毛がフワフワと部屋中に舞う…なんてことも多いと思います。
また、猫はよくグルーミングをするので、大量の毛を飲み込んでしまうのも心配。
しかし、ブラシだと長時間 我慢してくれない!そもそもブラシが苦手!という子もいると思います。
我が家のえだまめもブラシは苦手な方です。
そこで試してみたいのが、グローブ型のグルーミンググッズ。
今回は、DCM(ダイキ)の毛づくろい手袋について詳しくレビューします!
ブラシが苦手な猫でも、これで毛球対策ができるかも!
猫のグルーミング グローブ|DCM毛づくろい手袋とは?
「くらしの夢をカタチに」をテーマに、全国でホームセンター事業を展開しているDCM(ダイキ)株式会社のオリジナルペット用品の毛づくろい用グローブです。
対象のペットは猫だけではく、犬もOK!
ペットのマッサージとブラッシングという用途で作られているグルーミンググッズです。
素材は、手のひらの面が熱可塑性ゴム。
背面はメッシュになっていて、素材はポリエステルです。
お手入れは、薄めた中性洗剤で手洗いできるので衛生的です。
ちなみに色は、手のひらの面がブルーとピンクの2色展開で、背面の色は黒で統一されています。
それでは、ここから毛づくろい手袋の特徴を詳しく解説していきます。
毛づくろい手袋の特徴①|柔らかいゴムで抜け毛を除去!
ブラシは手袋の手のひらの面についています。
ここは全体がゴム製になっていて、たくさんの突起付き。
突起もゴムなので、柔らかく 猫の皮膚を傷つける心配はありません。
皮膚の弱い子にも安心して使えそうですね。
そして、この突起が良い感じにムニムニと柔らかいので、猫を優しく撫でることで毛づくろいとマッサージの両方が一度に行えて一石二鳥のアイテムです。
マッサージで気持ちよくなれば、喉をゴロゴロ鳴らしながら恍惚とした表情を見せてくれるかもしれません!
毛づくろい手袋の特徴②|除去した毛は はがせる!
ブラッシング後の手袋のお手入れは、比較的 楽に行えます。
猫を撫でてブラシについた大量の毛はペローンとはがすことができます!
除去した毛量が少ないと、すこしはがしにくいのですが、換毛期の大量に毛が抜ける時期は、ごっそり毛が取れるので簡単にはがすことができると思います。
細かい毛はどうして残ってしまうし、背面のメッシュ生地の部分には毛が入り込みますが、気になる場合は薄めた中性洗剤で水洗い(手洗い)できるので衛生的に使用することができます。
毛づくろい手袋の特徴③|背面はメッシュ・手首で固定!
ブラッシングは猫にしてあげるので、猫が嫌がらないことが何より大切ですが、使う側にとっても扱いやすいものが理想です。
DCMの毛づくろい手袋は、装着した時に暑くないよう背面は通気性の良いメッシュ生地になっています。
メッシュ生地は、水洗いした後も乾きやすいので助かりますね。
猫のグルーミング グローブ|えだまめに使ってみた
さっそく、えだまめに毛づくろい手袋でブラッシングしてみました。
えだまめ、実はあまりブラッシングが好きではありません。
なので、結構モジモジと動くのです…。特にえださんが…。
体に物が触れるのが気持ち悪いのかもしれませんが、嫌がって逃げようとすることも多いえだ。
撫でられているけど、いつもと違う…?
という雰囲気もあり、何をされているのかいまいちよく分かっていない感じもありました(笑)
毛づくろい手袋も「本当は嫌なんだけど、まぁ我慢できます」といったところだったかもしれません。
使い方は簡単で、人間が手に手袋をはめて猫の体を撫でるだけ。
少し撫でただけで手のひらの面は、猫の毛でいっぱい。
でも、手袋についた毛はペロンと剥がせるのでお手入れは楽です。
次は、まめの番。
まめの方が体が大きいし、えだよりも頻繁に毛づくろいをしているので入念にブラッシングしました。
まめもブラッシングが好きではないのでモジモジしますが、えだよりは大人しくしてくれます。
大人しくするというか、観念するといった感じのまめさん(笑)
好きにしてくれていいよ…。どうぞー。
まめも少し撫でただけで
そこそこ毛が取れました。
手袋についた毛は、えだの時と同じようにペロンとはがせます。
手袋の手首の部分や背面のメッシュ部分には、どうしても毛がついてしまいます。
それは仕様上 避けることができないと思います。
猫のグルーミング グローブ|DCMの毛づくろい手袋とファーミネーターを比較してみた
個人的に「猫のブラシの中で最強!」と思っているのが、ファーミネーターです。
そこでファーミネーターとDCMの毛づくろい手袋、どちらがたくさん毛が除去できるのか比較してみました。
同じだけの時間で、えだまめの背中を中心に両方のブラシでブラッシング。
まずは、DCMの毛づくろい手袋の結果はこちら↓↓
えだ→まめの順です。
やはり、まめの方が体が大きいので取れる毛量も多い!
次はファーミネーターの結果はこちら↓↓
こちらも、えだ→まめの順です。
そして、DCMの毛づくろい手袋とファーミネーターの結果を比べたのがこちら↓↓
上がDCMの毛づくろい手袋でブラッシングした毛量で、下がファーミネーターでブラッシングした毛量です。
パッと見はあまり変わりないように見えます。
実際は、ファーミネーターの方が少し多めに取れたかなといった印象でした。
猫のグルーミング グローブ|さいごに
グローブ型でゴム素材のDCM 毛づくろい手袋。
いかがでしたか?
通常のブラシの固い素材が苦手な猫には試す価値あり!と思うグローブ型のグルーミンググッズ。
えだのように、撫でられているっぽいけど何だか違う?と戸惑う子もいると思いますが、戸惑いながらも撫でさせてくれれば、マッサージもできて毛の除去もできて一石二鳥です!
ファーミネーターと比較した個人的な感想は、ファーミネーターの方が少し多めに取れたかな?といった印象でしたが、ファーミネーターはブラシの刃の部分が鋭利に見えるので、使うのを躊躇する飼い主さんもいらっしゃると思います。
そんな時は、ゴム素材で猫の体をマッサージするように撫でるだけでブラッシングができるグローブ型を試してみるのはどうでしょうか。
今回は、DCMの毛づくろい手袋についてレビューしました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。